今夏ミラン加入レイナ、ナポリサポーターとの再会を心待ちに

今夏にミランに加入したホセ・マヌエル・レイナ　 　写真:acmilan.com

　この夏にナポリからフリーでミランに加入した元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナは日本時間26日未明に行われるセリエA第2節・ナポリ戦でナポリのサポーターに再会できることを楽しみにしているようだ。25日、クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。

　レイナは昨季までナポリに在籍しており、正守護神としてリーグ戦での躍進に大きく貢献していたものの、今夏契約満了に伴い同クラブを退団。ファンとの別れを惜しみながらミランへと旅立っていた。

　そのミランはセリエA第1節・ジェノア戦がジェノバでの高速道路高架橋崩落事故により延期されたことから、今季の開幕戦はアウェイでのナポリ戦となる。移籍後に早速、ナポリサポーターとの再会することとなったレイナは「数シーズンにも渡って僕がホームとしてきた場所に戻ることは非常に喜ばしいことだよ。僕はここで素晴らしい経験をしてきたし、唯一ナポリのファンに感謝することができるね」とコメント。

　さらに同選手は続けて「僕の心の一部はここにあり続ける。今シーズン終了後にもしミランがスクデットを獲得できなかったら、ナポリが獲得することを願っているよ」とナポリに対する愛情を存分に語っている。

　なお今夏にユベントスからミランにレンタルで加入したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインもかつてナポリに所属していたものの、レイナと違い、ナポリのサポーターはブーイングで同選手を迎えるものとみられる。