スペインサッカー選手組合(AFE)が9月末にリーガ・エスパニョーラをストライキする可能性が浮上しているようだ。22日、米国メディア『ESPN』が応じている。
同メディアによれば22日に行われたAFEの会合でストライキについての話し合いが行われたようだ。そこに参加したのはレアル・マドリードのセルヒオ・ラモスやバルセロナのセルヒオ・ブスケツ、アトレティコ・マドリードのコケ、レアル・ベティスのホアキンなど20名のリーガを代表する選手が集まったようだ。
今回のAFEはリーガ・エスパニョーラがグローバルに市場を広げようとして行われている、『アジアの時刻に配慮したスケジュール』や『公式戦をアメリカで行うというプロジェクト』、『サウジアラビア人選手の受け入れ』などに対して反発しているよう。最終手段として9月末~10月初めにストライキを行うことを検討しているとのこと。
会合を終えた組合会長のダビド・アガンソ氏は「全ての選手たちはこれに反対している。彼らは非常に驚いていたし、激怒している。我々はお金とビジネスだけで作られたサッカーを見ることに慣れてしまった。リーガが誰とも相談せずに成立させたこの合意は、尊敬の欠如を示している。我々は普通でないことを受け入れさせられた。スケジュールは日本やアメリカに利益をもたらすもので、サウジアラビア人選手は金を払ってやってくる。普通じゃないよ。必要なことではない」とコメント。
なお、AFEは来月にリーガとの会合を予定しており、そこで何かしらの発表があるとみられている。
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