セリエA アタランタ

セリエA、不評のキャプテンマークに関する新規定を早くも撤廃か

 レガ・セリエAは今季より新たに導入したキャプテンマークのデザイン統一という規定を早くも撤廃するかもしれない。22日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 セリエAでは2018/19シーズンより各クラブが試合で着用するキャプテンマークを白色と青色でデザインされ、レガ・セリエAのロゴマークの横に「CAPITANO」と書かれたものに統一されており、個性的なキャプテンマークの着用が認められていない。

 ところが日本時間19日深夜に行われたセリエA第1節・トリノ対ローマではローマの元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが、そして21日未明に行われたアタランタ対フロジノーネではアタランタのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスがこの新規定への“抗議”の意思を示す形で昨季までと同様に個性的なキャプテンマークの着用をしていた。

 当初はこの2選手に対して何らかの処分を下される可能性が伝えられていたものの、レガ・セリエAからはそのような動きは無いことから、周囲ではこのキャプテンマークに関する規定が撤廃される可能性が取り沙汰されているようだ。

 ユベントスへのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド加入もあってなのか、セリエAのプロモーションの一環として導入されたキャプテンマークの統一だったが、やはり選手やファンからの反発は非常に大きなものとなってしまった格好だ。