日本代表MF乾貴士が在籍しているレアル・ベティスはバルセロナのMFラフィーニャ・アルカンタラの獲得間近に迫っているようだ。21日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。
ラフィーニャは今年1月に半年間のレンタルでインテルに加入。この取引には買い取りオプションが付帯されていたものの、インテルがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)抵触の可能性があったことから今夏にバルセロナへ復帰していた。
また同選手は自身の去就について「正直分からない。(僕の移籍の可能性に関する)多くの報道が飛び交っているけど、それについて思うことはない。場所は問わないので、僕はただフットボールがしたいよ」と語っており、出場機会に恵まれるクラブでのプレーを希望していることを明かしている。
バルセロナのディレクターを務めるアリエド・ブライダ氏が8月中旬にラフィーニャの今夏残留を示唆する発言を行ったことから、同選手が残留に傾いているという見方が広まっていたものの、どうやらベティスとバルセロナは同選手に関するクラブ間交渉を行っている模様。その中でベティスはレンタルでの獲得を望んでいるのに対し、バルセロナは完全移籍での放出のみ応じる姿勢を見せている。
さらにラフィーニャの父親であり、かつ代理人を務めるマジーニョ氏はベティスの本拠地があるセビージャに滞在しているものとみられ、個人間での交渉も行われているようだ。
なおスペインの移籍市場は日本時間9月1日に閉鎖を迎える。移籍期間も残り10日ほどとなっているが、果たしてラフィーニャに閉鎖直前にクラブを変えることがあるのだろうか。
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