セリエA ラツィオ

ラツィオの過激派サポーターがまたしても差別的な行為

 暴力的で差別的で反ユダヤ主義で知られる、ラツィオの過激派サポーターグループ「イッレドゥーチビリ」の一員が、女性をゴール裏から排除しようとした要だ。イギリス「BBC」が伝えている。

 セリエAの開幕戦は始まる前に非公式の文書が手渡しで配られ、「女性は“怖い場所”には入れない」と書かれていた。

 

 この文書には「女性、妻、彼女」は10列以内のスタンドに座ってはいけない、と書かれており、こう続いている。

「カフェテリアやボルゲーゼ公園でのロマンチックな日と同じような感覚で、スタジアムを選ぶ者は別の場所に行くべきだ」

 ラツィオの過激派サポーターは昨シーズンには、スタジアムにアンネ・フランクがローマのユニフォームを着た、反ユダヤ主義のステッカーを張り付けていた。