
2000年代以降、度々ビッグディールに絡んでフットボールファンの注目を集めていたレアル・マドリードではあるが、この夏は絶対的ストライカーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド退団という憂き目に遭っている。そこで今回はそのマドリードがこれまで獲得してきた選手たちの移籍金ベスト10を振り返る。

10位:ティボー・クルトゥワ
国籍:ベルギー
ポジション:GK
移籍元:チェルシー
移籍金:3500万ユーロ(約44億円)
移籍時期:2018年夏
ワールドカップ・ロシア大会でベルギー代表を史上最高成績の3位に導いたクルトゥワは、この夏にマドリードへ活躍の場を移しているが、かつてアトレティコ・マドリードにも在籍していた同選手にはアトレティコのサポーターから批判の声が噴出しているようだ。

9位:デビッド・ベッカム
国籍:イングランド
ポジション:MF
移籍元:マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:3750万ユーロ(約48億円)
移籍時期:2003年夏
ユナイテッドでプレミアリーグ265試合61得点を記録。クラブを6度のリーグ優勝、チャンピオンズリーグ(CL)制覇に導き、世界的な人気を誇っていたベッカム。2003年にバルセロナとの獲得競争の末、マドリードへ移籍。多額の興行収入を叩き出すとともに、ピッチではリーガ・エスパニョーラ制覇に貢献するなどの活躍をみせた。

7位タイ:ロナウド
国籍:ブラジル
ポジション:FW
移籍元:インテル
移籍金:4500万ユーロ(約58億円)
移籍時期:2002年夏
2002年にブラジル代表としてワールドカップ・日韓大会に出場すると、得点王に輝くなど大活躍。チームを5度目の世界王者へと導いた。日韓W杯終了後インテルからマドリードに移籍。在籍中にリーガ・エスパニョーラ得点王2回に加え、FIFA最優秀選手賞を受賞するなど選手としての全盛期を過ごした。

7位タイ:ビニシウス・ジュニオール
国籍:ブラジル
ポジション:FW
移籍元:フラメンゴ
移籍金:4500万ユーロ(約58億円)
移籍時期:2018年夏
2000年生まれのビニシウス・ジュニオールは南米U-17選手権2017で最優秀選手賞、得手王を獲得し、チームを優勝に導いた実績を持つ。マドリードは昨夏にフラメンゴと今夏に獲得することで合意を取り付けており、今季から正式にチームの一員となっている。7月のインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)のマンチェスター・ユナイテッド戦でデビューを飾っている。

6位:ルイス・フィーゴ
国籍:ポルトガル
ポジション:MF
移籍元:バルセロナ
移籍金:6000万ユーロ(約78億円)
移籍時期:2000年夏
2000年にバルセロナからマドリードへ禁断の移籍を果たす。マドリードのメンバーとして初のカンプ・ノウ凱旋試合では豚の頭が投げ入れられるなど大きな反発を受けた。しかし、プレッシャーをもろともせず移籍1年目からFIFA最優秀選手賞を獲得するなど、活躍をみせた。

5位:カカ
国籍:ブラジル
ポジション:MF
移籍元:ミラン
移籍金:6700万ユーロ(約85億円)
移籍時期:2009年夏
移籍当時世界最高峰の選手であったが所属先のミランの経営難によりマドリードへ売却された。多くの期待を背負ったがケガの影響などもあり以前のようなプレーはできなくなっていた。その後も出場機会はほとんどなく、スペイン代表MFイスコやウェールズ代表FWガレス・ベイルの加入などでミランに復帰した。

4位:ハメス・ロドリゲス
国籍:コロンビア
ポジション:MF
移籍元:モナコ
移籍金:7500万ユーロ(約97億円)
移籍時期:2014年夏
2014 FIFAワールドカップでの活躍により一気に注目を集め、マドリードへ移籍を果たした。大きな期待を背負っていたがブラジル代表MFカゼミロなどの台頭が大きく影響し出場機会が激減する。ジネディーヌ・ジダン氏が監督に就任すると一時はスタメンに名を連ねるがすぐにベンチへ追いやられた。出場機会を求め、現在はバイエルン・ミュンヘンにレンタルで加入し、本来のパフォーマンスを取り戻している。

3位:ジネディーヌ・ジダン
国籍:フランス
ポジション:MF
移籍元:ユベントス
移籍金:7750万ユーロ(約98億円)
移籍時期:2001年夏
昨季までマドリード指揮官を務め、前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成した。現役時代にユベントスから2001年にマドリードへ移籍すると、銀河系軍団の一員として活躍。FIFA最優秀選手賞、バロンドールなど様々な個人タイトルに加えて、ワールドカップ、欧州選手権、CLなど主要タイトルは全て獲得した。

2位:クリスティアーノ・ロナウド
国籍:ポルトガル
ポジション:FW
移籍元:マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:9400万ユーロ(約122億円)
移籍時期:2009年夏
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと並び世界最高峰の選手と称される世界を代表するストライカー。チャンピオンズリーグ(CL)優勝回数は驚異の5回で元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏とともに最多優勝記録となっている。ただマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長との関係悪化という問題を以前から抱えていたこともあり、この夏にユベントスへの電撃移籍を果たしている。

1位:ガレス・ベイル
国籍:ウェールズ
ポジション:FW
移籍元:トッテナム・ホットスパー
移籍金:1億100万ユーロ(約130億円)
移籍時期:2013年夏
爆発的なスピードと破壊力のある左足を誇るストライカーであるベイルは、移籍金も1億100万ユーロ(約130億円)とビッグディールを伴いマドリードへやって来た。しかし、近年はケガなどにも悩まされベンチを温める機会が増えており、出場機会減少によりマドリード退団の可能性が取り沙汰されていたものの、クリスティアーノ・ロナウドの退団により、今季のマドリードをけん引するストライカーとして期待されている。
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