プレミアリーグ

プレミアリーグ開幕節で記録した「興味深い」5つのトリビア

プレミアリーグ開幕戦が11日から12日にかけて行われ、リバプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパーが順当に勝利。昨季王者のマンチェスター・シティはアーセナルに勝利した。そこで今回はリーグ第1節を振り返り、『sportskeeda』が特集した「プレミアリーグ開幕戦、興味深い5つのトリビア」をご紹介したい。

1.名将と若き才能

マンチェスター・シティのラヒーム・スターリングは開幕節でゴール。24歳を前にプレミアリーグ通算50得点を達成した。これはプレミアリーグ史上11人目の快挙である。

また、スターリングはジョゼップ・グアルディオラ監督就任後に驚異的な成長を遂げている。同選手はデビューから128試合で24ゴールのみであったが、グアルディオラ監督就任後の65試合で26得点を記録。約2倍のペースでゴールを量産していることになる。

<24歳時点でのプレミアリーグ通算ゴール数>
1位:マイケル・オーウェン(110得点)
2位:ロビー・ファウラー(106得点)
3位:ウェイン・ルーニー(86得点)
4位:クリスティアーノ・ロナウド(77得点)
4位:ロメル・ルカク(77得点)
6位:ハリー・ケイン(66得点)
7位:クリス・サットン(58得点)
8位:アンディ・コール(56得点)
9位:ロビー・キーン(52得点)
10位:エミール・ヘスキー(52得点)

2.絶対王者にジンクスは存在しない

マンチェスター・シティは敵地エミレーツ・スタジアムでアーセナルに8連勝を記録。

2011/2012シーズンにプレミアリーグ開幕節でスウォンジー・シティに勝利して以降、史上2位となる開幕節8年連続勝利を記録した。トップは2002/2003シーズンから9年連続で開幕戦勝利を飾ったチェルシーだ。

またマンチェスター・シティは「前年度優勝を果たしたクラブは翌年度の開幕節で勝利できない」というジンクスを打ち破った。2016年はレスター・シティがハル・シティに2-1で敗北、2017年はチェルシーがバーンリーに3-2で敗れていた。

3.ポグバが決めれば絶対勝てる

マンチェスター・ユナイテッドに所属するポール・ポグバは、ジョゼ・モウリーニョ監督と関係が悪化したとされ、退団する可能性が報じられていた。しかし、開幕戦でキャプテンマークを腕に巻いて先発出場すると、先制点をPKで記録するなど起用に応える活躍を見せた。

プレミアリーグの試合でポグバがゴールを記録したのは11回目。驚くべきことに、その11回全てでユナイテッドが試合に勝利している。これはライアン・バベルの11ゴール、11勝に並ぶリーグ記録となっている。

4.開幕戦3年連続ゴール

リバプールは開幕戦でウェストハム・ユナイテッドに4-0の大勝。サディオ・マネは2得点を記録し、チームを勝利に導いた。マネはこれでプレミアリーグ開幕戦で3年連続ゴールとなった。これは史上6人目となる快挙だ。

マンチェスター・ユナイテッドやトッテナム・ホットスパーでプレーしたテディ・シェリンガムのみが1992/1993シーズンから4年連続で開幕戦ゴールを記録している。

<3年連続プレミアリーグ開幕戦ゴール達成者>
ルイ・サハ(2001-2003)
ティエリ・アンリ(2001-2003)
アラン・シアラー(2002-2004)
ダビド・シルバ(2013-2015)

5.途中出場から即ゴール

ダニエル・スタリッジはシーズン開始(開幕戦)で「途中出場から30秒以内でゴールを決めた」史上2人目の選手となった。正確に測れば、スタリッジは途中投入からわずか24秒でゴールを奪ってみせた。

もう一人はブラックバーン・ローバーズに所属したマット・ダービーシャー。2007/2008シーズンの開幕節ミドルスブラ戦で投入からわずか22秒後にゴールを記録している。