
アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督 写真提供:Getty Images
アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督は今夏にレアル・マドリードに加入したベルギー代表GKティボー・クルトワの話題に触れているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
レアル・マドリードはコスタリカ代表GKケイロル・ナバスとポジション争いできる守護神の獲得を優先事項に掲げていたが、先週なかばにチェルシーからクルトワの獲得を決めている。
ただ同選手はかつて2011/12シーズンより3年間に渡りチェルシーからのレンタル移籍でアトレティコ・マドリードに在籍していた経歴を持っており、今回のレアル・マドリード加入に対して周囲から様々な声が上がっている。
また昨季のチャンピオンズリーグ(CL)覇者のレアル・マドリードと昨季のヨーロッパリーグ(EL)覇者のアトレティコ・マドリードは日本時間16日未明に開催されるUEFAスーパーカップで相対することとなる。
この一戦を前にアトレティコ・マドリードはインテルとのフレンドリーマッチに臨み0-1で敗れているが、シメオネ監督は試合後のインタビューにて「クルトワはかつて我々のためにプレーし、うまくやってくれていた。彼には彼なりの考え方があるし、誰もがその考えに敬意を払わなければならない」と同選手について言及。
また同監督は「我々のためにハードワークをしてくれた選手はしっかりと記憶に残っているし、たとえライバルの関係になってもそれは変わらない」とコメント。クルトワに対して自らも敬意を払っていることを強調している。
UEFAスーパーカップでシメオネ監督とクルトワはライバルとして再会することとなるが、当日はどのようなやり取りが行われるのだろうか。
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