この夏に中国スーパーリーグ(中国1部)の天津権健からボルシア・ドルトムントへの移籍を果たしたベルギー代表MFアクセル・ビツェルの代理人はナポリも獲得に動いていたことを明かしているようだ。8日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。
2017年1月にユベントスの獲得オファーを蹴りゼニト・サンクトペテルスブルクから天津権健に移籍したビツェルは、ワールドカップ・ロシア大会に6試合で先発フル出場を果たしており、ベルギー代表を史上最高成績の3位に導いている。また同選手はロシアで好パフォーマンスを披露したことにより欧州復帰の可能性が取りざたされたが、その中で日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが関心を示していると伝えられていた。
そして日本時間7日、ドルトムントは天津権健に移籍金2000万ユーロ(約26億円)を支払い、2022年までの4年契約を結ぶことで合意に至っている。
そのビツェルについて、代理人はドルトムントの他にもマンチェスター・ユナイテッドとナポリから獲得オファーが届いていたことを明かしたとともに、本人がこの2クラブよりもドルトムント移籍を強く望んでいたことも明言しているようだ。
なおビツェルはすでにドルトムントのトレーニングに参加している。同選手の加入により、ドルトムントの中盤における競争が激化することが予想される。
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