
チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督 写真:chelseafc.com
チェルシーのブラジル代表MFウィリアンは今季からチームを率いるマウリツィオ・サッリ監督に対する期待感を抱いているようだ。6日、アメリカメディア『ESPN』がこれを伝えている。
チェルシーは昨季までアントニオ・コンテ監督が率いていたものの、リーグ戦で今季チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に終わったため、クラブ首脳陣は7月中旬に同監督の解任を決断。そして昨季、イタリア王者ユベントスと終盤まで熾烈(しれつ)なスクデット争いを繰り広げていた前ナポリ指揮官のサッリ氏を招聘(しょうへい)している。
ウィリアンはコンテ前監督のもとで公式戦33試合で先発出場を果たすなど、まずまずの出場機会を頂いていたものの「コンテは一緒に仕事しづらい監督だった。コンテの理論は非常に複雑なものだったよ。コンテがとった僕の起用法では数試合で理解できない時があった」と語っており、やりづらさがあったことを明かしている。
そしてサッリ監督については「サッリがコンテのような監督でないことを願っているよ」と一言残しており、戦術面をはじめ昨季までと大きく変わることを期待しているようだ。
なおチェルシーは日本時間5日深夜に行われたコミュニティ・シールドでマンチェスター・シティに0-2で敗れている。緻密なことで知られているサッリ監督の戦術に選手たちがどのように適応するのか注目したいところだ。
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