
レアル・マドリードのマテオ・コバチッチ 写真提供:Getty Images
レアル・マドリードのクロアチア代表MFマテオ・コバチッチは今夏のクラブ退団に向けて強硬手段に出たようだ。7日、スペイン紙『マルカ』が報じているようだ。
2015年夏にマドリードに加入したコバチッチは、ワールドカップ・ロシア大会ではクロアチア代表の一員として準優勝に貢献していたものの、マドリードでは出場機会に恵まれず昨季はリーグ戦でわずか10試合の先発出場にとどまっている。
また同選手は、昨夏から退団の可能性が伝えられるなど去就が不透明である状況が続いており、プレミアリーグの強豪クラブが関心を示している模様。中でもマンチェスター・シティは7月上旬に獲得に向けてマドリードに問い合わせを行ったものの、マドリードは移籍金8000万ユーロ(約104億円)を要求する構えを見せたものとみられる。さらにコバチッチはロシアW杯後にフレン・ロペテギ監督との話し合いを行い、今夏退団の意思を伝えたという報道が出回っていた。
それでも状況が一向に変わらないことにしびれを切らしたのか、なんとコバチッチは現地時間6日の全体トレーニングをボイコット。改めて今季はマドリードのユニフォームを着る意思がないことを鮮明にしている。
このボイコットという手段をとった同選手に対するクラブ側の今後の対応に注目が集まる。
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