インテルが獲得に迫っていると報じられていたアルトゥーロ・ビダルの獲得合意を発表したバルセロナ。マウコムに続いて、土壇場でかっさらった形となった。現在31歳のビダルと3年契約を結ぶとされているバルセロナ。なぜこのタイミングで獲得に踏み切ったのか、スペイン紙『マルカ』が伝えた5つの理由をご紹介する。
パウリーニョという成功例
ビダルのようなタイプの選手がバルセロナで働くことができるという最もわかりやすい証拠が、監督の願いに反して売却されたパウリーニョの存在だ。バルベルデの下で輝いたパウリーニョの穴を埋め、同様の特性をビダルは提供できる。
チームの背骨になれる
ビダルはオールラウンドに、そしてオールアクションにプレーできる数少ない選手だ。イバン・ラキティッチとセルヒオ・ブスケツをサポートし、最高のパフォーマンスを引き出すことができるだろう。2選手が試合中に一息つくことも可能だ。
空中戦での強み
181cmと決して高くはない身長のビダルには空中戦というもう一つの強みがある。ディフェンス時であろうが、オフェンス時であろうが、彼は空中戦に信じられないほど強く、それはバルベルデのチームにとって大きなアドバンテージとなるだろう。
リーダーシップと個性
ビダルはチリ代表、レバークーゼン、ユベントス、バイエルン・ミュンヘンでプレーしてきた。彼をMFとして定義するものが1つあるとすれば、勝者のメンタリティだ。彼は空間を修正しながら自分のフィールドへと変え、自分のものにしてしまう。
経験と瞬間的な影響
順応する時間が与えられれば、間違いなくビダルは輝くだろう。これまでに所属してきたビッグクラブでも、それは証明されている。経験から導き出される一瞬の判断はバルセロナにとって、大きな力となるはずだ。
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