ラ・リーガ レアル・マドリード

マンU、レアルのクロアチア代表MFに78億円でオファー提示も…

 マンチェスター・ユナイテッドはレアル・マドリードのクロアチア代表MFマテオ・コバチッチに獲得オファーを提示したものの、どうやら破談に終わる可能性が高いようだ。1日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 2015年夏にマドリードに加入したコバチッチは、ワールドカップ・ロシア大会ではクロアチア代表の一員として準優勝に貢献していたものの、マドリードでは出場機会に恵まれず昨季はリーグ戦でわずか10試合の先発出場にとどまっている。

 また同選手は、昨夏から退団の可能性が伝えられるなど去就が不透明である状況が続いており、プレミアリーグの強豪クラブが関心を示している模様。中でもマンチェスター・シティは7月上旬に獲得に向けてマドリードに問い合わせを行ったものの、マドリードは移籍金8000万ユーロ(約104億円)を要求する構えを見せたものとみられる。

 これに続き、ユナイテッドも移籍金6000万ユーロ(約78億円)でコバチッチに獲得オファーを提示した模様。しかし本人がジョゼ・モウリーニョ監督のもとでのプレーを望んでおらず、このオファーを拒否するものとみられる。

 なお、一部報道によると、コバチッチはロシアW杯後に今季からチームを率いるロペテギ監督と話し合いを行い、退団の意思を伝えているようだ。出場機会の確保できるクラブへの移籍を早く決めたい同選手としてはもう少し我慢の時間が続くかもしれない。