ラ・リーガ レアル・マドリード

ロペテギ、ロナウド無きレアルに「チームを改革し、競争力を高める」

 レアル・マドリード監督フレン・ロペテギが新チームでの指針をインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)、マンチェスター・ユナイテッド戦の前に行われた会見で語った。31日、スペイン紙『アス』が報じている。

 マドリードは日本時間1日に行われたICCのユナイテッド戦に2-1で敗北。カリム・ベンゼマのゴールは生まれたが、勝利を手にすることはできなかった。ユナイテッド戦の試合前会見でロペテギ監督は、クリスティアーノ・ロナウドが退団したチームの指針を語った。

「クリスティアーノはクラブの歴史において最も重要な選手の1人だ。クラブは彼が残してきた遺産を考慮して放出を認めた。彼は並外れた選手だし、ベストを尽くすだろう。彼とは反対を向いて働くことになる」

「彼が退団を表明したことでロナウドのいないチームを改革し、競争力を高めてタイトルを獲得できるエキサイティングなチャレンジとなった。私たちの選手がそうなってくれることに疑いの余地はない」

「彼ら(ベンゼマとベイル)は並外れた方法で仕事をしている。嬉しく思う。彼らには熱意があるし、他の全選手もそれを持っている。重要な選手がいなくてもチームを改革し、チームを強化する壮大な機会を得た。私たちが望むものを明確にする必要がある。彼らと一緒に素晴らしいチームを構築しようとしている」

「私はナバス(ケイロル)と話した。何も言うことはない。彼は長い間このチームにとって重要な役割を果たしてきており、今後も継続していくはずだ。ケイロルがマドリードに与えているパフォーマンスを今後も楽しみにしたい」

「ベイルは満足している。マドリードでプレーすることは喜ばしいことだ。彼が素晴らしいサッカー選手だと見せてくれる素晴らしい機会だ。彼と、みんなと話した。私たちは美しい道筋をスタートさせている」

 また、獲得が噂されている新たな背番号「9」については「仮説については話していない。現実に今持っているチームだけを確信している。起こっていないことについては話したくない」と語った。

 C・ロナウドの退団をチームを改革するチャンスだと語ったロペテギ監督。ユナイテッドには敗戦したが、今後のチーム作りには大きな期待と注目が集まるだろう。