
メディカルチェック、選手がクラブチームに加入する際に受ける健康診断のようなもので、これを受ける際には移籍は99%確定したとも言える。しかし、選手の中にはメディカルチェックにより身体的な問題が見つかり、移籍が判断になるケースも。今回は、そんな移籍が直前で破談になった選手たちをご紹介する。

ナビル・フェキル
移籍元:オリンピック・リヨン
移籍先:リバプール
今夏、攻撃陣の強化の一環としてフェキルの獲得に動いたリバプール。6000万ポンド(約88億円)でクラブ間合意に達し、移籍は秒読み段階に。しかし、リヨンはリバプールとの交渉が破談になったと発表。報道によれば、今年2月に膝を負傷したことが破談の原因となったようだ。

パトリック・シック
移籍元:サンプドリア
移籍先:ユベントス
昨夏にユベントスからオファーを受け、同クラブのレジェンドで同郷のパベル・ネドベド氏の背番号11を受け継ぐなどと期待された。移籍はほぼ確実なものだと思われていたが、加入直前にメディカルチェックの結果、心臓に問題があることが発覚しユベントスは獲得を見送っている。その後、ローマへの加入が決定している。

アリ・シソコ
移籍元:ポルト
移籍先:ミラン
シソコ獲得へと着々と進んでいたミランだったが、メディカルチェックで口と歯に問題があったとして急遽獲得を中止。同選手は英紙『ザ・サン』のインタビューに対して「問題なく2時間でチェックは終わった。ただの言いがかりだ」とコメントを残している。

ラダメル・ファルカオ
移籍元:チェルシー
移籍先:モナコ
2015年からローン契約でチェルシーでプレーしてたファルカオ。しかし、マンチェスター・ユナイテッド時と同様に結果を残すことはできなかった。シーズン途中にモナコへ復帰するため、メディカルチェックを受けたが問題が見つかり、復帰は翌シーズンへと持ち越しとなった。

ルート・ファン・ニステルローイ
移籍元:PSVアイントホーフェン
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
2000年にユナイテッドはファン・ニステルローイの獲得に動く。PSVに代理人を送りこみ、契約を結ぶことに成功した。しかし、十字靭帯断裂のためにメディカルチェックをパスすることができず、移籍は翌年に持ち越された。

ビクトル・バルデス
移籍元:バルセロナ
移籍先:モナコ
2014年6月にバルセロナとの契約を満了し、退団したバルデス。7月にはモナコへの加入が決定的とみられていたが、3月に負っていた右膝十字靭帯断裂の影響もあり、メディカルチェックをパスできず。約3ヵ月後にマンチェスター・ユナイテッドでリハビリを開始し、2015年1月に正式に加入した。

アンドレイ・アルシャビン
移籍元:ゼニト・サンクトペテルブルク
移籍先:アーセナル
2009年にアーセナルへと加入するアルシャビンだが、移籍に障害が生じた。1度目のメディアカルチェックで、医師から心臓に関する問題を指摘されてしまう。しかし、2度目のメディカルチェックはパスし、無事移籍を完了させた。

マルコ・アルナウトビッチ
移籍元:トゥエンテ
移籍先:チェルシー
2009年にトゥエンテからチェルシーへと移籍するはずだったアルナウトビッチ。しかし、足の骨折によりメディカルチェックをパスすることができなかった。最終的にインテルへの1年間のローン移籍となった。
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