フットボーラー転向を夢見るウサイン・ボルトはかねてからオーストラリア行きの可能性が報じられているものの、ここに来てアメリカのユナイテッド・サッカー・リーグ(USL)のラスベガス・ライツが獲得に興味を示しているようだ。21日、アメリカメディア『ラスベガス・レビュージャーナル』がこれを伝えている。
8個の金メダルを獲得するなど陸上界の歴史に名を刻んでいるボルトは4月中旬にボルシア・ドルトムントや南アフリカの強豪マメロディ・サンダウンズのトレーニングに参加。また先日はエリテセリエン(ノルウェー1部)のストレームスゴトセトIFのトレーニングに参加するとともに、U-19ノルウェー代表との練習試合にも出場していた。
また6月にはマンチェスター・ユナイテッドのホームであるオールド・トラッフォードで行われた国連児童基金(UNICEF)主催のチャリティーマッチ「サッカーエイド」に出場し、見事マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。さらには7月に入ってAリーグ(オーストラリア1部)のセントラルコースト・マリナーズがクラブ公式サイトを通じてボルトと入団に向けた交渉を行っていると発表していた。
ただこのボルトにはオーストラリアのみならずアメリカ行きの可能性も浮上しているようだ。ラスベガス・ライツのオーナーを務めているブレット・ラッシュブルック氏は現地時間20日にボルトの代理人と会談の場を持ったことを明らかにした上で「獲得への期待は薄いかもしれないが、まだ諦めていない」というコメントを残している。
ボルトを巡っては、今後複数クラブが獲得に名乗りを挙げる可能性がある状況になるかもしれない。いずれにしてもボルトの夢が叶う時はすぐ側まで来ているかもしれない。
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