Jリーグ 川崎フロンターレ

中断明けの一戦は川崎に軍配。らしさ見せ札幌に2-1勝利

 共にリーグ戦中断前まで好調を維持し、上位争いに残りたい両チームの一戦はやはり川崎がボールを支配する展開に。札幌は前線からプレスをかけるものの、最終ラインが連動せずなかなか取り切れない。

 それでも、カウンターからジェイ・ボスロイドなどを起点に攻撃を仕掛ける札幌。しかし、得点は生まれず。スコアレスで迎えた42分、右サイドからゴール前にドリブルで運んだエウシーニョが左足でシュートを放つ。ボールはGKク・ソンユンの正面に飛んだが、これをセーブミス。ボールはネットに吸い込まれ、川崎が先制に成功する。

 前半の内に追いつきたい札幌だったが、ゴールは奪えず。1-0と川崎がリードを保ちハーフタイムへ。

 迎えた後半、同点に追いつきたい札幌だったが得点を奪ったのは川崎。52分、細かいパス回しからエリア内左で小林悠がボールを受けると、キックフェイントで相手ディフェンダーをかわし、右足シュート。巻いたボールはゴール右隅に吸い込まれた。後半の立ち上がりに川崎がリードを2点に広げる。

 その後より人数をかけて点を取りに行く札幌だったが、ゴールは生まれず。試合終盤95分にFKから都倉賢がゴールを奪ったが反撃はそこまで。2-1と川崎フロンターレがリードを保ったまま試合終了の笛を迎えた。