
大会:ロシアワールドカップ
カード:クロアチア対イングランド
対象チーム:イングランド
スコア:
担当者:ペペ土屋( @PPDOLPHINS )
※最高点を10、最低点を1として採点。標準的な活躍を6とする。
※出場時間が短い選手は採点なし。

ジョーダン・ピックフォード
採点:6.5
安定したセービングだけでなく、両足からのフィードでチームに貢献。しかし失点後に判断を誤ったり、パンチングが中途半端になるシーンも。

カイル・ウォーカー
採点:6.5
鋭いタックルでクロアチアの攻撃陣をブロック。重要なシュートブロックも記録した。ペリシッチに抜かれて危ないシーンを作られたが、相手をほめるべきプレーだった。

ジョン・ストーンズ
採点:6.0
延長前半にゴールまであと一歩に迫るヘディングを放った。ビルドアップでの貢献度が非常に高く、非凡なパスで攻撃の開始点に。インターセプトも複数回記録した。それでも危なすぎるクリアが一度あり、2失点目では一瞬の気の緩みをマンジュキッチに突かれた。

ハリー・マグワイア
採点:6.0
空中戦の強さはこの試合でも発揮され、セットプレーから惜しいシュートも放った。高い位置にポジションをとることもあり、ボール運びで違いを創ろうとしたが、反対にパスコースを消されてピンチを招いた。

キーラン・トリッピアー
採点:7.0
運動量豊富に右サイドでスプリントを繰り返した。先制点となるFKを叩き込みチームに勢いをつけた。正確なクロスボールでチャンスメイクし、ストリニッチをけん制した。

ジェシー・リンガード
採点:6.0
アリとともにインサイドハーフで先発し、守備での左右のスライドをさぼらなかった。絶好のシュートチャンスを逃したのはチームとしても痛かった。スターリングとのコンビネーションは攻撃のひとつの武器だった。

ジョーダン・ヘンダーソン
採点:6.0
中盤の底でリスク管理を担当。機を見て攻撃に出た際はシュートでゴールを脅かした。クロアチアの強烈な中盤を相手に一歩も引かなかった。

デレ・アリ
採点:6.5
最後までハードワークを怠らず、攻守にボールを追い続けた。若い選手ながら気持ちの強さを感じさせ、決して万全のコンディションでないにもかかわらず、延長戦に入ってからも集中力が落ちなかった。

アシュリー・ヤング
採点:5.5
及第点の出来。しかし、彼の持ち味であるクロスボールがほとんど供給できなかったことは、戦術的な理由があるにせよ、考えものだろう。

ハリー・ケイン
採点:5.5
先制した後、押し込まれる時間が長くなると、ロングボール主体の攻撃になり、自然に空中戦が多くなった。最後まで競り合い続けたが、肝心のゴール前で仕事をさせてもらえず、彼にとってもイングラドにとっても難しい試合となってしまった。

ラヒーム・スターリング
採点:6.0
基本的にイングランドの攻撃のリズムを作っていたのは彼だった。裏へのスプリントを繰り返し、ボールが出なければライン間に下がってボールを引き出した。しかしファイナルサードでの精度の低さは相変わらず。

マーカス・ラッシュフォード
採点:5.5
ペースを変えるために投入されたラッシュフォード。入ってすぐはクイックネスを活かしながらクロアチアを脅かしたものの、終盤になるにつれてボールを持ち過ぎて必要のないロストを犯すことがあった。

ダニー・ローズ
採点:6.0
ヤングとの交代でピッチに入り、積極的な仕掛けでチャンスを演出した。守備面では心配を抱えていたが、トリッピアーが疲労の色を隠せなくなったタイミングだっただけにチームに活力をもたらした。
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