パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペが自身のバロンドールに対する可能性について言及した。豪州メディア『SBS』が11日に報じている。
フランス代表は現地時間10日にベルギー代表と対戦。51分のコーナーキックからバルセロナのDFサミュエル・ユムティティのゴールで先制に成功すると、これが決勝点となり1-0で勝利。自国開催であった1998年のフランス大会以来となる決勝に駒を進めた。
また、今大会で大活躍中の19歳の新星ムバッペはチェルシーのFWオリビエ・ジルーに見事なヒールパスでチャンスを演出してみせるなど素晴らしいパフォーマンスを披露した。
そんなムバッペにバロンドール受賞の可能性が浮上しており、仮に受賞が決まれば10代では初の快挙となる。しかし、同選手はバロンドールよりもW杯優勝に向けて焦点を合わせているようだ。
ムバッペは試合後に「バロンドールなんて想像もできないよ。それは生涯の夢であり、将来の夢だ。言葉も出ない」と謙虚な姿勢を見せると「僕はできるだけチームを助けたい、ただそれだけなんだ。バロンドールのことは気にしていないよ。僕が欲しいのはW杯のタイトルだ」と語り、20年ぶりとなる決勝に向けて意気込んだ。
フランスは日本時間15日深夜にイングランド対クロアチアの勝者と対戦する。仮に決勝でも活躍を見せ母国を優勝に導くことができれば、バロンドールへの道も自ずと拓けてくるだろう。決勝での同選手のパフォーマンスに注目だ。
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