ナイジェリア代表のキャプテンを務めたMFミケル・ジョン・オビがロシアワールドカップのグループステージ最終戦、対アルゼンチン戦の直前に父親が誘拐されていたことを明かした。3日、英紙『ESRN』で報じられた。
同紙によるとミケルの父親は日本時間6月27日に行われたアルゼンチン戦の試合開始直前に誘拐され、ミケル本人には試合開始4時間前に知らされたという。
ミケルは「このことを警察に通報したり誰かに話したら父親を撃つと脅された」と語り「でもコーチやチームのみんなに不安な思いをさせたくなかった。だからみんなには言えなかった」とアルゼンチンに引き分け以上で勝ち抜ける可能性があっただけに誰にも相談はしなかったようだ。ミケルは「それでも最後は1億8千万人のナイジェリア国民を失望させることはできないと悟った。父親のことを忘れて、国を代表して戦わなくてはならなかった」とコメントしている。
ミケルの父親は警察に無事保護され病院に搬送されたとのこと。また、ミケルの父親は2011年にも誘拐されており今回が2回目の誘拐となったと伝えられている。
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