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日本代表キャプテン長谷部、引退発表「これからは僕も日本代表のサポーター」

 アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠が自身が長年キャプテンを務めた日本代表からの引退を発表した。3日、自身のインスタグラムアカウントにて発表している。

 長谷部は2006年2月10日にジーコ監督の下、日本代表デビューを果たすとこれまでに100試合を超える代表キャップを誇り、ほとんどの試合でキャプテンとしてチームを引っ張ってきた。ロシアワールドカップ(W杯)でも4試合すべてに出場している。

 そんな長谷部は自身のインスタグラムアカウントで「ロシアW杯での日本代表チームへの多大なるサポート本当にありがとうございました」とサポーターへ感謝を伝えると、「この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います」と代表を引退する旨を伝えている。

 また、長谷部は「 最後になりますが、これからは僕も日本代表チームのサポーターです」と違った立場から代表をサポートしていくと語っている。チームの精神的支柱となっていた長谷部の離脱は日本代表にとって計り知れないダメージとなるだろう。しかし、新たなリーダーを探すタイミングとしては最高のタイミングなのかもしれない。

まず始めに、ロシアW杯での日本代表チームへの多大なるサポート本当にありがとうございました。 皆様からの力が日本代表チームを前へと押し進めて下さいました。本当に感謝しています。 そして僕個人としては、この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います。 日本代表という場所はクラブとは違い、いつ誰が選ばれるかわからないところであるので、いち選手からこのように発信する事は自分本位である事は承知しています。 しかし、2006年から約12年半という長い間共に戦った仲間たち、多大なるサポートをして下さった日本の皆様に感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思い、こうして書かせていただいています。 日の丸を胸に戦った時間は僕にとって誇りであり、なにものにも代え難い素晴らしいものでした。 共に戦った7名の監督方、コーチングスタッフ、代表スタッフのみんな、そして素晴らしきチームメイトたち、最高の仲間でした。 特に主将を務めさせていただいた8年間は皆に支えられてばかりでした。 貴方達と共に同じ時代に戦えた事は幸せでした。 そして日本代表サポーターの皆様、これまでのサポートに心からの感謝を伝えさせていただきます。 12年半の間、様々な事がありました。 歓喜も失望も共に味わいましたね。 良いときもそうでないときも僕たちの背中を押してくださいましたね。 皆様と共に歩んだ時間は僕にとって大切な宝物です。心から、ありがとう!! 最後になりますが、これからは僕も日本代表チームのサポーターです。 一緒に日本代表チームに夢を見ていきましょう!!! 長谷部誠

長谷部誠 Makoto Hasebeさん(@makoto_hasebe_official)がシェアした投稿 –