日本時間27時にキックオフする日本代表対ベルギー代表の試合に対してドイツメディア『SPOX.com』が両チームのポイントを整理した。
最初にグループGを3戦全勝で首位通過したベルギーについては「ダークホース、そして優勝候補、そして世界チャンピオンに?」という表題のもとで「確かに完璧なスタートを見せたが、今日まで慎重な分析はされてこなかった。にも関わらず、彼らは圧倒的な攻撃サッカーで納得させた」」と評価。
さらに「チュニジア戦、パナマ戦を終えた時点で、既にグループリーグ突破を決めたチームは、より激しい戦いになると思われた最終戦のイングランド戦にターンオーバー制を採用した」とグループステージでの戦いぶりについて述べているほか、「ロメル・ルカクは得点王になりえる。そのストライカーはチュニジア戦で負傷したが、ロベルト・マルティネス監督は「100%回復した」とコメントしている」とマンチェスター・ユナイテッドのFWロメル・ルカクを高く評価しているようだ。
一方日本代表については「フェアプレーポイントでの突破に感謝」と短評が添えられると、「(西野監督の)選択がポーランド戦の0-1という敗戦を救い、コロンビアの勝利を願った。その結果日本はフェアプレーポイントでセネガルを上回り、2位通過を決めた」とグループステージを辛うじて突破した現状を述べている。
またこの西野監督の決断に関して「難しい選択だった。そしてリスキーな状況だった。その状況はその選択を必要とした。私たちはそれ以上攻めず、その代わりにもう一つの試合に頼ることを決定した」という同監督のコメントも掲載している。
そして西野監督のコメントと共にフェアプレーポイントについて言及した同紙は、ベルギーに対する日本の2勝2分1敗という成績を引き合いに出し、日本はもう一度勇気を持つことが必要だという展望を示した。
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