日本時間2日に行われたワールドカップロシア大会決勝トーナメント1回戦、クロアチア代表対デンマーク代表の一戦は1‐1(PK3‐2)で勝利を収めた。
堅守を武器にグループステージを勝ち上がったデンマークと、豊富なタレントが躍動してグループを3戦全勝で通過したクロアチアそ試合は意外な展開に。
試合開始から1分、先にゴールネットを揺らしたのはデンマークだった。右サイドからのロングスローの流れで、前に上がってきていたマティアス・ヨルゲンセンが押し込んだ。
しかしクロアチアもすぐに反撃。4分、右サイドからの崩しで中央へボールを入れると、デンマークのディフェンスがクリアミス。そのこぼれ球をマリオ・マンジュキッチが叩き込んで同点に追いついた。
後半に入った試合は、積極的に仕掛けるデンマークにクロアチアが苦戦するようになる。ユセフ・ポウルセンやクリスティアン・エリクセンを中心に、それほどおおくの手数をかけずにゴールに迫るデンマーク。
一方のクロアチアは中盤のクオリティを活かして、ボールを握りながらサイドのアンテ・レビッチとイバン・ペリシッチをつかってチャンスを作る。
しかし両チームともゴールを決めきれず、試合は延長戦に。迎えた延長後半、抜け出したレビッチがカスパー・シュマイケルまでかわして無人のゴールにシュートを流し込もうとしたところを、ヨルゲンセンがチャレンジ。PKを得たクロアチアは、ルカ・モドリッチがこれを失敗。シュマイケルにキャッチされてしまう。
PK戦に突入した試合は、両GKが大活躍するも最後はクロアチアが3‐2で勝利を収め、準々決勝進出を決めた。
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