日本時間1日に行われたワールドカップロシア大会決勝トーナメント1回戦、スペイン代表対ロシア代表の一戦はPK戦の末、ロシアが勝利を収めた。
開催国のロシアが大歓声の中で優勝候補スペインと相対したこの試合は、終始スペインがボールを回しながら攻め続け、ロシアはロングカウンターでゴールを目指す展開に。
試合が動いたのは12分、右サイドからのフリーキックを得たスペインは、ファーサイドに向かってボールを入れる。それをセルゲイ・イグナシェビッチとセルヒオ・ラモスが競り合い、最終的にはイグナシェビッチのオウンゴールでスペインが先制に成功する。
1点取らなければいけなくなったロシアだったが、基本的なやり方は変えず、堅守速攻で得点を狙う。
そして41分にロシアが同点に追いつく。右からのコーナーキックをアルテム・ジューバが頭で合わせると、それをジェラール・ピケがハンド。PKが与えられ、ジューバがしっかり決めて1‐1とした。
後半に入っても展開は変わらず、両国とも目立ったチャンスは無いまま、後半が終了。今大会初めて延長戦に突入する。
両国ともに4枚目の交代カードを使って死力を尽くすもゴールは生まれず、試合はPK戦へ。
ロシアが4人全員成功する中、スペインはコケとイアゴ・アスパスが失敗。ロシアが激戦を制して準々決勝進出を決めた。
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