パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFチアゴ・シウバはコスタリカ戦において、プレーが止まった時に自身がフェアプレーとしてコスタリカの選手に向けてパスを出した際、PSGのブラジル代表FWネイマールから侮辱されたことを明かしているようだ。24日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
日本時間22日晩に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループステージ第2戦のコスタリカ戦ではブラジルがコスタリカの堅守に苦しめられ、膠着状態のまま差し掛かった後半アディショナルタイムにバルセロナのMFフィリペ・コウチーニョとネイマールがゴールを決め、2-0で勝利を収めている。
しかし一方でチアゴ・シウバのフェアプレーに対してネイマールが食ってかかるシーンが見られており、これには周囲からネイマールに対して批判の声が挙がっている。このシーンについてチアゴ・シウバは試合後のインタビューにて「僕にとってネイマールは弟のような存在だし、彼には気を配るようにしている。しかし今日に限っては、彼から侮辱されて悲しかった」と自身の心中を表現している。
ただ同選手はネイマールについて「ネイマールが怒りを爆発させる必要があることは何も変わったことではない。彼は様々な重圧を背負っているし、次の試合に向けてリラックスするだろう」とコメントしており、ネイマールの置かれた状況に対して一定の理解を示しているものとみられる。
なおブラジルはグループステージ突破をかけて、日本時間28日未明にセルビアと対戦する。果たしてネイマールはこの一戦に向けて気持ちを落ち着かせることができるのだろうか。
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