大会:ロシアワールドカップ
カード:コロンビア対日本
スコア:1-2
【分析内容】
・マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)
・ザ・ハード・ワーカー(THW)
・モースト・ディサポティング・プレーヤー(MDP)
・両チーム監督
・主審
コロンビアMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):該当者なし
コロンビアTHW(ザ・ハード・ワーカー):オスカル・ムリージョ
サンチェスに比べると安定感のあるプレーを見せた。自身のエリアから崩される場面はなかった。
コロンビアMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):カルロス・サンチェス
前半3分に香川のシュートに手を出して止め、退場処分を受けた。
日本MOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):大迫勇也
狙う通りの形で先制点となるPKの獲得に大きく貢献。ポストプレーの質は高く、価値の計り知れない決勝点をヘディングで叩き込んだ。
日本THW(ザ・ハード・ワーカー):柴崎岳
ポジショニングが抜群で、攻守にわたってチームを大きくサポート。最終ラインのサポートから2ライン間への侵入など、その貢献度は計り知れない。
日本MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):対象者なし
コロンビア監督:ホセ・ペケルマン
早い時間で退場者を出し、10人での戦いを強いられた。攻撃的なカードを3枚切り、カウンター攻撃を狙う采配。しかし、チームの重心は前向かず、逆に守備の緩さを誘発する結果となった。取りどころを失ったことでショートカウンターを繰り出せず敗戦を喫した。直近の試合で不安定であったDFの高いライン設定は最後まで改善できなかった。
日本監督:西野朗
ダビンソン・サンチェスの裏へのロングボールで恐らく狙い通りの形から先制点に繋がるPKを獲得。カルロス・サンチェスの退場はラッキーだったが、それでも勝利につなげたことは大きい。香川や柴崎など守備時のポジショニングがうまい選手を多めに起用したことは評価できる。ただでさえ人数の少ないコロンビアの攻撃をより難しいものにさせた。香川を下げたことで守備面での不安が出るかと思われたが、代わって投入された本田が決勝点のアシストを記録するなど、吉と出ている。
主審:ダミル・スコミナ
日本を応援するサポーターにとってはファルカオのファールを取られ、乾のファールは取ってもらえないなど、フラストレーションがたまったかもしれない。しかし、全体としてはジャッジに問題はなく。VARがあるとはいえ、前半3分で退場処分を厳正に下す勇気は評価できるだろう。
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