大会:ロシアワールドカップ
カード:ポルトガル代表対スペイン代表
対象チーム:スペイン代表
スコア:3‐3
担当者:ペペ土屋( @PPDOLPHINS )
※最高点を10、最低点を1として採点。標準的な活躍を6とする。
※出場時間が短い選手は採点なし。
ダビド・デ・ヘア
採点:4.5
2失点目で致命的なキャッチミスを犯した。彼らしからぬパフォーマンスに終始し、スペインに勝ち点3をもたらすには至らなかった。
ナチョ
採点:6.5
目の覚めるような右足のミドルシュートをゴールネットに突き刺し、ポルトガル相手に勝ち点獲得に貢献。しかしPKを献上したシーンではあまりにも簡単に足を出してしまった。
ジェラール・ピケ
採点:5.5
3失点目の原因となるファウルを犯した。クリステァーノ・ロナウドの狡猾さをほめるべきかもしれないが、長年対戦してきた相手だけに寄り慎重にプレーするべきだった。それ以外では安定したパフォーマンスを披露した。
セルヒオ・ラモス
採点:6.0
ビルドアップの局面で自らボールを運んでポルトガルの守備組織に風穴を開け、縦パスも効果的だった。守備でもゲデスをシャットアウトした。
ジョルディ・アルバ
採点:6.0
決して悪いパフォーマンスではなかったものの、本来の攻撃能力を発揮するには至らず。ポルトガルの選手が原因と言うよりも、味方選手に使いたいスペースを埋められていた印象が強い。
コケ
採点:6.0
中盤でブスケツとバランスをとりながら、攻守に安定感をもたらした。中央へ流れてくるシルバやイスコに連動してサイドでもプレーし、常に好守に高い集中力を持続した。
セルヒオ・ブスケツ
採点:6.5
2得点目をアシスト。スペインはセットプレーにおいてファーのゾーンをゲデスがカバーするポルトガルの守備をスカウティングしていたのだろう。そこをうまくついてブスケツが競り勝った。アンカーの位置で完全に中盤を支配した。
アンドレス・イニエスタ
採点:5.5
彼のクオリティは疑いようがない。しかしこの試合に限っては周りの選手との距離感が悪く、彼の責任ではないボールロストをたびたび見かけた。特にイスコとの連携に問題がありそうだ。
ダビド・シルバ
採点:7.0
ボールを獲られない上に、致命傷になりえるパスを次々に送り出した天才レフティ。彼の存在はポルトガルにとって常に危険であり続けた。コケとの関係性も良く、ポジションチェンジもスムーズだった。
ジエゴ・コスタ
採点:7.5
2得点の活躍。驚異的なフィジカルの強さと決定力を見せつけ、ポルトガルのセンターバックを寄せ付けなかった。スペイン特有の細かいパス交換にも効果的に参加し、プレーの幅の広さを証明した。
イスコ
採点:6.0
縦横無尽に動き回り、相手守備陣を攪乱したが、ボールを受けたい気持ちが強すぎて、しばしば味方選手のポジションを埋めてしまう場面も。強烈なミドルシュートでゴールに迫った。
チアゴ・アルカンタラ
採点:6.5
フェイントを入れながら、細かいステップと巧みなボールさばきで相手を手玉に取った。途中出場で印象的なプレーをいくつも見せ、スペインにリズムをもたらした。
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