Jリーグ 徳島ヴォルティス

日本復帰のピーター・ウタカ、J2徳島加入決断の理由を独占取材

FC東京在籍時のピーター・ウタカ 写真提供:GettyImages

 再び活躍の場を日本に求めたウタカだが、弊社の独占インタビューに応じ、徳島ヴォルティス加入を決断した理由を語ってくれた。

同選手は「僕は日本のことが恋しかったので戻ってきたよ。日本のフットボールは魅力的だし、徳島ヴォルティスに加入することができて本当に幸せだ」と冒頭切り出すと、「もちろん他クラブからのオファーも届いていたけど、徳島ヴォルティスが迅速に、かつプロフェッショナル精神を持って僕に働きかけてくれたよ。他クラブも僕のことを欲しがっていたけど、電話で会話しただけであり、そこまでリスペクトが感じられなかった」とコメント。自身に対するオファー時の対応の違いがあったことを明かしている。

 さらにウタカは「岡田さん(徳島ヴォルティスのジェネラルマネージャー)は僕に対して多大なるリスペクトを示してくれた。彼はデンマークにやってきて、ただ僕が出場していた試合のみならず、トレーニングまで見てくれた。僕たちは一緒にランチをしたのだが、その時に彼は徳島ヴォルティスの戦術やプレースタイル、クラブ施設、さらにはクラブが掲げている中長期的な戦略を説明してくれたよ」 と岡田明彦強化部長に対する感謝の言葉を述べた上で、「徳島ヴォルティスは僕が北京国安でプレーしている時、一番最初にコンタクトをとってきたクラブだった。けど2014年にクラブは徳島ヴォルティスからのオファーを却下し、1年後に清水エスパルスに移籍し、初めて日本にやって来た」と過去にも徳島ヴォルティスからコンタクトがあったことを明言している。

 そして最後に「今は日本に戻ることができて本当に嬉しい。徳島ヴォルティスでは間違えなく幸せでいられるだろう。今は自分自身のクオリティを示すことに努めるよ」と日本に対する“愛着審”を改めて強調するとともに、シーズン後半戦に向けてコンディション向上に努める姿勢を見せた。

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