
リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは日本時間5月27日未明に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝・レアル・マドリード戦に関するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスのコメントに対して「馬鹿げている」と批判を展開しているようだ。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。
キエフで行われた大一番では、26分にエジプト代表FWモハメド・サラーとセルヒオ・ラモスが競り合った際に、サラーが腕を巻き込まれる形で転倒。肩をピッチに強打し、涙ながらにそのまま交代を余儀なくされている。また後半開始早々にはCKの場面でセルヒオ・ラモスとリバプールのGKロリス・カリウスが激しく衝突。このプレーでカリウスは脳震とうを起こした可能性が指摘されていることから、当初カリウス自らのミスが2失点に関与したと伝えられていたものの、この失点シーンに対する見解が大きく変わっている。
さらにサラーが負傷退場したシーンを巡っては、プレーに関与したセルヒオ・ラモスに対する処分を求める署名がオンライン上で40万人以上のフットボールファンから集ったり、セルヒオ・ラモス本人に直接脅迫のメッセージを送る者が現れるなど、ファンの間でも同選手に対する批判が数多く見られている。
その中セルヒオ・ラモスは昨日、メディアインタビューにて「サラーのことについてはもうたくさんだ。誰もが僕が悪いことをやったと言っているし、僕はそのことについては話したくなかった。あのプレーは鮮明に覚えているよ。サラーが最初に僕の腕をつかみ、その後に彼は倒れた。彼が負傷したのはもう片方の腕であるのに、周りはまるで僕が柔道のホールド(柔道の技の一つ)を彼にかけたかのように言っていた」と苛立ちを見せていた。
さらに同選手は続けて「僕の汗により、フィルミーノが風邪を引いたと言っていたことを聞き逃した」とCL決勝における一連の出来事に対する謝罪の気持ちを一切見せなかったどころか、フィルミーノを揶揄するような発言まで飛び出した。
このセルヒオ・ラモスのコメントに対し、同選手は「彼はチャンピオンになったことにより、このような考え方を持っていると僕は思っている。彼の発言内容からして彼は馬鹿げていると思ったが、それはそれで良いだろう」と皮肉たっぷりのコメントを残している。
この一戦を巡る批判の応酬はワールドカップ・ロシア大会の直前に差し掛かっても収まる気配を一切見せない。果たしてこのフィルミーノのコメントに対し、セルヒオ・ラモスはどのような反応を見せるのだろうか。
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