著者:土屋一平
31日に都内で開かれた記者会見でロシアワールドカップに臨む日本代表の23人が発表された。
「可能性をたくさん持ちたい」
そうメンバー発表の記者会見で語った西野朗監督は、いかなる状況にも柔軟に素早く対応できることを、メンバーを選ぶ主な基準のひとつとしたことを示唆した。
ガーナ戦に招集された27人(青山敏弘は怪我で途中離脱)の中で落選したのは、三竿健斗、井手口陽介、浅野拓磨の若手3人。いずれも将来日本を背負って立つポテンシャルを持った選手たちだ。この3人が落選した理由のにはコンディション面の不安とポジションのバランスがあったと西野監督は述べた。
コンディション面で言えば、乾貴士とガーナ戦に出場した岡崎慎司もよくなかったはずだが両者はメンバー入り。乾に関しては1シーズン通してラ・リーガで戦ってきたこともあり、怪我も大きなものではなくガーナ戦も出ようと思えば出られる状態だったということを考えれば、ほとんど心配はいらなそうだ。しかし岡崎に関しては疑問が残る。シーズン終盤を怪我で棒に振り、ガーナ戦でもコンディションは整っていなさそうだった。もちろんコロンビア戦にピークを持っていくことが基本だが、果たしてそこに間に合うのだろうか。
ガーナ戦で試した3バックシステムにも言及した西野監督は、この新たなシステムもオプションのひとつであることを示唆した。多くの可能性というのはつまり、オプションの数を増やすことと考えていい。選手たちに求められるのはフレキシビリティ(柔軟性)とバーサティリティ(万能、汎用性)だ。選ばれた23人のメンバーの中には特に興味深い選手がいる。
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