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欧州クラブ再編へ。大物監督の玉突き移籍は起こるのか?

今年はロシアワールドカップが行われるが、すでに欧州ビッククラブは来季に向けて着々と準備を進めている。すでに監督を交代を決断しているクラブも複数存在する。そこで今回はすでに新天地が決まっている監督、移籍する可能性がある監督をご紹介したい。

カルロ・アンチェロッティ

今季:無所属
来季:ナポリ

バイエルン・ミュンヘンの監督を退任してからフリーの状態が続いていたが、ナポリの新指揮官に就任することが発表された。2009年以来9年ぶりに母国イタリアで指揮を執ることになる。

トーマス・トゥヘル

今季:無所属
来季:パリ・サンジェルマン(PSG)


2015年夏にドルトムントの監督に就任し、昨季はDFBポカール制覇とブンデスリーガ2位の成績を残した。しかし、昨年5月末に退任すると、今季は未所属のままシーズン終了。来季からPSGの新指揮官に就任することが発表されている。

ウナイ・エメリ

今季:パリ・サンジェルマン(PSG)
来季:アーセナル

2016年にパリ・サンジェルマンの新指揮官に就任。CLでは結果を残せなかったが、2017/2018シーズンはPSGをリーグ優勝に導いた。今季限りでPSGを退任し、来季からアーセン・ベンゲル監督の後任としてアーセナルの指揮官に就任した。

マヌエル・ペレグリーニ

今季:河北華夏
来季:ウェストハム・ユナイテッド

レアル・マドリードやマンチェスター・シティなどビッククラブを率いた経験を持つマヌエル・ペレグリーニ監督。2016年から河北華夏の指揮官に就任。今年5月にシーズン途中で契約解除し、クラブ史上最高額となる年俸でウェストハムの監督に就任した。

ニコ・コバチ

今季:アイントラハト・フランクフルト
来季:バイエルン・ミュンヘン

今季は日本代表MF長谷部誠らを率いてフランクフルトをDFBポカール優勝に導いた。来季からは決勝の相手でもあったバイエルンの指揮官に就任することが決定している。

アドルフ・ヒュッター

今季:ヤングボーイズ
来季:アイントラハト・フランクフルト

今季スイス1部リーグのヤング・ボーイズを1986年以来の優勝に導いた。来季は長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトで指揮をとることが発表されている。

リュシアン・ファーブル

今季:ニース
来季:ボルシア・ドルトムント

2016年からニースを率いると、1年目からチームをリーグ3位に導いた。扱い方が難しいと評判のマリオ・バロテッリを見事に復活させた。若手選手の育成にも定評があり、ブンデスリーガを熟知した男と称されている。そんなファーブルが来季からドルトムントの指揮官に就任する。

※ここからは大物監督に浮上している移籍の噂をご紹介する。

マウリツィオ・サッリ

今季:ナポリ
来季:チェルシー?

ユベントスと最後までリーグタイトルを争い、美しく組織的なサッカーを披露した。しかし、今季限りでサッリはナポリの監督を退任。チェルシーの新指揮官就任が秒読みとみられている。

アントニオ・コンテ

今季:チェルシー
来季:休養?

サッリ監督の到来でチェルシーの監督解任が濃厚となっているコンテ監督。1年間の休養をとり、最大900万ユーロ(約11億円)の違約金を受け取る検討をしていると現地メディアが報じている。

アーセン・ベンゲル

今季:アーセナル
来季:名古屋グランパス?

1996年に名古屋グランパスの監督を退任し、アーセナルの指揮官に就任。22年間指揮をとり続けたが、今季限りでの退任が発表された。名古屋への復帰が噂されており、現在は「条件を熟考している」と報じられている。

マルセロ・ビエルサ

今季:無所属
来季予想:パチューカ?

2017年にフランス1部リールの指揮官に就任したが、降格圏に低迷するなど成績不振に陥り、現在はクラブから職務停止処分を受けている。そんなビエルサ監督に日本代表MF本田圭佑の所属するパチューカが接触していると現地メディア『エル・ウニベルサル』が報じている。

デイビッド・ワーグナー

今季:ハダースフィールド・タウン
来季:レスター・シティ?

昇格1年目で降格濃厚と予想されていたハダースフィールドをプレミアリーグ残留に導いたデイビッド・ワーグナー監督。イングランド国内で評価が急上昇しており、レスター・シティが招聘を狙っていると報じられている。