Cロナウドの今夏退団発言に対し、レアル同僚は来季残留を確信か

　ゴール後にチームメイトと喜ぶレアル・マドリードのマルセロ　写真提供:GettyImages

　レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは日本時間27日未明に行われたチャンピオンズリーグ（CL）決勝・リバプール戦後にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが今夏でのクラブ退団を示唆するコメントを残したことについて、同選手が来季もマドリードでプレーすると思っているようだ。27日、イギリスメディア『Four Four Two』がこれを伝えている。

　マドリードはこのキエフでの大一番でリバプールを3-1で下し、前人未到の3連覇を成し遂げている。しかしクリスティアーノ・ロナウドは試合後のメディアインタビューにて、「今はこの瞬間を楽しむよ。数日以内に、僕のそばにいてくれたファンに対してひとつの返事をするだろう。マドリードでの時間は素晴らしかったものだ」と語っており、このコメントにマドリード退団の可能性が含まれているとメディアは報じている。

　これに対してマルセロは「僕はどうなるか分からないけど、彼はここに残ると思う。今僕はここで幸せだよ」と語ると「僕は彼が決心したことについて何も知らない。彼自身とクラブの間に存在することだけど、彼は残るだろう」とコメント。同選手のクラブ退団については全く想像していないようだ。

　なおこの一戦ではウェールズ代表FWガレス・ベイルがバイシクルキックによるゴールも含め2回ネットを揺らしてビッグイヤー制覇へ大きく貢献したものの、出場機会を求め今季終了後に退団する考えを口にしている。クリスティアーノ・ロナウドとベイルが揃ってマドリードを去ることはほとんど考えられないが、今後の展開から目が離せない。