今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝が27日に迫った。3連覇を目指すレアル・マドリードと2004/2005シーズンぶりの優勝を目指すリバプールの一戦だ。今回はこの試合注目のマッチアップを人気サッカーゲーム「FIFA」のレーティングを用いて比較し、ご紹介する。
ロナウド対ファン・ダイク
クリスティアーノ・ロナウドのFIFAにおける能力値は94と最高レベル、対するフィルジル・ファン・ダイクは84とゲーム内ではC・ロナウドに軍配。しかし、現実世界のファン・ダイクは世界で最も安定したDFの1人に入るだろう。それでもC・ロナウドが僅差で有利か。
マルセロ対サラー
モハメド・サラーは細心のアップデートにより「FIFA」でもっとも足の速い選手となった。対するマルセロのスピードは79。スピード勝負ではサラーに分があるだろう。マルセロは攻撃参加でこそ真価を発揮する選手。彼のスペースを周囲の選手がカバーしなければならないだろう。
ラモス対フィルミーノ
サラーが多くの称賛を浴びるシーズンだったが、彼の活躍にはロベルト・フィルミーノの存在が不可欠であった。彼の動きがセルヒオ・ラモスの負担になるだろう。それでもセルヒオ・ラモスのこれまでの経験値はそれを凌駕する可能性を大いに持っている。「FIFA」のレーティングでもラモスが大幅に上回っている。
クロース&モドリッチ対ヘンダーソン&ミルナー
試合の中で最も重要な戦いは、おそらく中盤で行われることになるだろう。ジョーダン・ヘンダーソンやジェイムス・ミルナーと言った選手たちが前線にいかにボールを供給できるかに勝負はかかってくる。このフェーズさえ遂行できれば、マドリードは頭を悩ませるはずだ。ただ、「FIFA」のレーティングに反映されているように、完成度ではトニ・クロースとルカ・モドリッチに軍配が上がるだろう。
カルバハル対マネ
ダニエル・カルバハルは攻め上がりから、カリム・ベンゼマやC・ロナウドにクロスを送ることが多いが、パワーとスピードを兼ね備えたマネの存在は、それを難しいものにするだろう。守備面での負担が増え、普段のような攻撃参加はできないだろう。「FIFA」のレーティングでは互いに84と互角だ。
ジダン対クロップ
ひし形の4-4-2を用いるジネディーヌ・ジダンとゲーゲン・プレッシングを用いた4-3-3を操るユルゲン・クロップ。普通にマッチアップを行えば、がっぷり四つの形になるだろう。リバプールの素早い寄せを裏返し、マドリードは2016/2017シーズンと同じ結果を残せるだろうか。はたまたリバプールが3連覇を阻止するだろうか。
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