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PSGのフランス代表MF、ロシアW杯の予備登録メンバー除外を要求か

 パリ・サンジェルマンのMFアドリアン・ラビオはワールドカップ・ロシア大会のフランス代表の予備メンバー登録を拒否しているようだ。23日、フランスメディア『Get French Football』がこれを伝えている。

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は日本時間18日にロシアW杯の出場メンバー23人を発表。中盤センターを本職とする選手ではチェルシーのMFエンゴロ・カンテ、ユベントスのMFブレーズ・マテュイディ、セビージャのMFスティーブン・エンゾンジ、マンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバ、そしてバイエルン・ミュンヘンのMFコランタン・トリッソが選出される一方、今季は主力として公式戦49試合に出場し国内3冠達成に大きく貢献したラビオは23人の枠から外れ、予備登録メンバーに含まれている。

 そのラビオは日本時間23日未明にフランスサッカー連盟(FFF)に対し、11人の予備登録メンバーからの除外を求める内容の文書を送った模様。まだFFFから公式声明は出ていないものの、もし同選手がメンバーを外れる場合は、代役としてチェルシーのMFティエムエ・バカヨコ、リヨンのMFタンギー・ヌドンベレを追加招集する可能性があるようだ。

 ロシアW杯参加国の中でも特に本大会出場メンバー入りへの競争が激しいフランスではあるが、ラビオの落選に驚いたファンも多いころだろう。そして何より4年に一度の大一番に出場できない本人が一番ショックを受けているはずだ。今回の予備登録メンバー除外を求める行動は、そのショックや好パフォーマンスを発揮しているにも関わらず選ばれなかったことに対する悔しさから生まれたものだろう。