セリエAのローマが、来月開幕するFIFAワールドカップ(W杯)でナイジェリア代表を応援することを表明した。18日、英『BBC』が報じている。
きっかけは、ローマが「スーパーイーグルス」の異名をとるナイジェリア代表のメンバー発表のニュースを「#ForzaSuperEagles(がんばれ、スーパーイーグルス)」のハッシュタグとともにツイッターに投稿したことだった。
これに対して、ナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領のアシスタントがクラブに感謝するコメントを投稿。クラブはそれに返答する形で「ロシアW杯での幸運を祈ります。イタリア代表は出場しないので、ローマはチームの所属選手とスーパーイーグルスを応援します」と正式にサポートを表明した。
ローマに籍を置くナイジェリア人選手はレンタル移籍中のヌラ・アブドゥラヒ(ペルージャ)とウマル・サディク(ブレダ)の2人がいるが、ともにW杯に向けたナイジェリア代表の予備メンバーには選ばれていない。
『BBC』はローマが同じアフリカのナイジェリア代表へのサポートを表明したことで、クラブに2年間在籍していたリバプールFWモハメド・サラーを擁するエジプト代表は失望しているかもしれない、としている。
W杯でグループDに入っているナイジェリアは、アルゼンチン、アイスランド、クロアチアと決勝トーナメント進出を争う。
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