レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは日本時間7日未明に行われたラ・リーガ第36節・バルセロナ戦で負傷により前半のみで退いた。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
“エル・クラシコ”で先発出場を果たしたクリスティアーノ・ロナウドは1点リードを許した15分に左サイドからのクロスにファーサイドにいた元フランス代表FWカリム・ベンゼマのヘッドによる折り返しに反応しゴールに押し込んだものの、この際にバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケからタックルを受けたこともあり足首を捻挫。前半こそプレーを続けたものの、大事をとって前半のみでカンプ・ノウのピッチを後にしていた。
試合後、マドリード率いるジネディーヌ・ジダン監督は同選手の負傷交代について「現時点における彼の状態は良くない。どれだけの期間にわたって離脱するのか今述べることはできない。明日検査を行う。ただ私は彼の怪我の程度が軽いと考えている」と語っている。また日本時間27日未明に控えるチャンピオンズリーグ(CL)決勝への影響について「CL決勝へ向けて不安はない。我々は全員、その舞台に向けて集中している」とコメント。キエフの大舞台におけるクリスティアーノ・ロナウドの出場は可能だという見方を示している。
なおこの一戦は前半終了間際にバルセロナのMFセルジ・ロベルトがマドリードのブラジル代表DFマルセロへ暴力行為を働き一発退場となるなど、クラシコらしい荒れた試合展開となっている。ただ73分にウェールズ代表FWガレス・ベイルが同点弾をねじ込み、結局2-2のドローで互いに1ポイントを分け合っている。
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