大会:ブンデスリーガ
カード:ボルシア・ドルトムント対マインツ
スコア:1-2
【分析内容】
・マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)
・ザ・ハード・ワーカー(THW)
・モースト・ディサポティング・プレーヤー(MDP)
・両チーム監督
・主審
ドルトムントMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):対象者なし
ドルトムントTHW(ザ・ハード・ワーカー):ジェイドン・サンチョ
ドルトムントの攻撃陣の中で唯一の希望だった。彼のカットイン気味のドリブルから多くのチャンスを演出。マインツがDFラインを下げてからも、ドリブルは効果的で左サイドからチャンスは生まれた。
ドルトムントMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):クリスチャン・プリシッチ
本当に何もすることができない試合だった。得意のドリブルやスピードが生かされる場面はなく、後半早々にベンチに退いた。
ドルトムント監督:ぺーター・シュテーガー
序盤に立て続けに2失点。ボール奪取のねらい目が選手によってちぐはぐで、細かいパス回しで簡単にかわされてしまっていた。カウンター時には、バイグルの両脇を効果的に使われ、アカンジが釣りだされたことで失点につながっている。前半は縦パスが入った際のサイドへの展開が唯一機能していた。マインツが引いてからは、縦パスを執拗に狙われていたため、攻め手に苦しむ。高さでも劣るマインツに対して、効果的な攻め手がサンチョのドリブルくらいになってしまった。
マインツ監督:サンドロ・シュバルツ
カウンターと、カウンターからの細かいパス回しで理想的な形で序盤に2点を奪う。バイグルの両脇のスペースを上手に使うことができていた。また、武藤などでバイグルに蓋をすることでドルトムントのビルドアップを妨害することにも成功。後半はDFララインを極端に下げて、ウィークポイントであるDFのスピードをカバー。縦パスにしっかりチェックすることでドルトムントを封じ込めた。
武藤嘉紀
バイグルのパスコースを消し、前線からの守備も効果的だった。全体的に動き出しのタイミングが良く、決勝点にもつながっている。引いてからは、前線からの守備だけではなく、カウンター時のボールキープでも貢献した。
主審:ダニエル・ツィーバート
数回微妙な判定があったが、ミスジャッジとは言い切れないだろう。84分に武藤へのファウルはPKが与えられても良かった。しかし、判定から選手のフラストレーションをため、カードの多い試合となってしまった。
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