
FW南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルクは日本時間4日未明に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ・オリンピック・マルセイユ戦に臨み、2-1で勝利したものの2試合合計スコア2-3となりベスト4で大会を後にした。
この一戦でも1stレグと同様、南野をベンチスタートとしたザルツブルクはその1stレグで0-2と敗れていたことから積極的な立ち上がりを見せ、ポゼッションを図りマルセイユゴールに迫る場面も作るが前半は得点が生まれない。
しかし0-0で折り返した後半に試合は動く。46分、マルセイユは右サイドからのグラウンダークロスにファーサイドのFWルーカス・オカンポスに通り、強烈なシュートを放つも惜しくもサイドネットに。さらに49分にもロングカウンターから決定機を作るもゴールには至らない。すると直後の53分、ザルツブルクはMFアマドゥ・ハイダラが左サイドからドリブルで仕掛けマルセイユの選手4人を交わすと、最後は右脚からシュートを放ちゴールネット右隅を揺らした。
これで勢いのついたザルツブルクは何度も決定機を作りマルセイユを防戦一方に追い込むと65分、右サイドでボールを受けたハイダラがそのまま持ち上がりクロスを入れる。一度はマルセイユ守備陣にクリアされるものの、こぼれ球を拾ったMFザベル・シュラーガーから放たれたシュートはマルセイユのDFブナ・サールに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。2試合合計スコアで2-2に持ち込んだザルツブルクは84分にシュラーガーに替えて南野を投入。後半終了間際にピンチを招くもスコアは変わらず延長戦に突入する。
その延長前半、マルセイユが巻き返しを図る中ザルツブルクは98分、右サイドのCKからボックス中央でDFドゥエ・チェレタ・ツァルが頭で合わせるもGKの好セーブに遭う。さらに101分には南野のスペースを狙ったパスから決定機を作るも勝ち越しゴールを奪えない。
すると延長後半終了間際の115分、マルセイユは右サイドからのCKに途中出場のDFロランド・フォンセカが右脚で合わせると、これがゴールネット左隅を揺らし、マルセイユが2試合合計スコアで勝ち越しに成功。結局試合はこのまま1-2で終了し、2試合合計スコア3-2でマルセイユが決勝へ駒を進めている。
なお、マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は4月下旬のリーグ戦にて左ひざを負傷したことを受け、この一戦ではベンチ外となっている。
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