UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2nd レグ、レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘンが日本時間2日に行われた。
1st レグで勝利したレアル・マドリードは4-4-2の布陣で挑んだ。カルバハルとナチョがケガの影響で先発から外れ、ルーカス・バスケスをスタメン起用。コバチッチとクロースのダブルボランチにアセンシオとモドリッチがサイドハーフ、ベンゼマとC・ロナウドが2トップを務めた。
2得点以上の勝利が求められるバイエルンは、4-1-4-1のフォーメーション。左サイドバックにはダビド・アラバが復帰、怪我明けのトリッソが先発出場を果たした。
試合開始2分、いきなりゲームが動く。右サイドのリベリーが縦パスを打ち込むと、中央のレバンドフスキがDFを背負ってキープ。左サイドに流すと、ミュラーがダイレクトでクロスを入れる。ペナルティエリア内で待ち構えたトリッソには合わなかったが、こぼれ球をキミッヒが押し込みゴールネットを揺らした。
幸先良く先制したバイエルンだが、マドリードの反撃に合う。ピッチ中央でボールを持ったコバチッチから左サイド深くのマルセロへ正確なパスが渡る。DFを剥がしてクロスを上げると、DFの視界から消えたベンゼマがファーサイドで落ち着いて合わせて同点に追いついた。
前半はこのまま終了。1-1、合計スコア3-2のマドリード優勢でハーフタイムを迎えた。
後半開始早々、ミスから得点が生まれる。トリッソが後方へバックパスすると、GKウルライヒが足元を滑らせて転倒。ベンゼマが無人のゴールにこれを流し込み、マドリードが合計スコアで2得点のリードに成功した。
バイエルンも再び反撃に出る。後半63分、右サイドから低空のマイナスクロスが入ると、中央でハメスがシュート。これは相手DFに当たったが、こぼれ球を再びハメスが押し込み、バイエルンが1点差に迫る展開となった。
バイエルンは試合終盤、猛攻を仕掛けるもマドリードの身体を張った守備を前に最後までゴールを奪えず。二戦合計4-3でレアル・マドリードが決勝進出を決めた。
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