日本時間2日3時45分にキックオフを迎えるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘン。シーズンも佳境を迎え、決勝進出をかけた熱戦が期待される。そこで、今回は両チームにまつわる情報と現地で話題となっているトリビアをご紹介したい。
レアル・マドリードの直近試合
対戦相手:レガネス
試合結果:2-1(勝利)
バイエルンとの1stレグから先発を10人変更。今季出場機会が限られていた選手を起用した。試合は前半8分にカリム・ベンゼマのシュートのこぼれ球をガレス・ベイルが押し込んで先制。その後、両チーム1点ずつ取り合いマドリードが勝利した。ベイルが復調を印象付ける1ゴール。バイエルン戦に繋がる試合となった。
バイエルンの直近試合
対戦相手:アイントラハト・フランクフルト
試合結果:4-1(勝利)
マドリードと同じくローテーションを組み、ユース選手を4人起用してリーグ戦に挑んだ。結果的に4-1で快勝し、試合内容もトリッソの復帰、控えFWバーグナーの活躍と好材料も多く見つかった。控えメンバー中心でも圧倒的な強さを見せつけ、好調を維持したまま2nd レグを迎える。
レアル・マドリード怪我人情報
DF ダニエル・カルバハル
DF ナチョ・フェルナンデス
MF イスコ
カルバハルに加えてナチョも大腿筋を痛め、欠場の可能性も高いと報じられている。現地メディアは右サイドバックにルーカス・バスケスが起用されると予想した。
バイエルン怪我人情報 その1
GK マヌエル・ノイアー
DF ダビド・アラバ
DF ジェローム・ボアテング
MF キングスレイ・コマン
MF アルトゥーロ・ビダル
バイエルン怪我人情報 その2
MF ハビ・マルティネス
MF ハメス・ロドリゲス
MF トーマス・ミュラー
FW アリエン・ロッベン
バイエルン怪我人情報 その3
怪我人続出のバイエルン。アラバはマドリード戦から先発出場することが濃厚。1st レグで頭部を傷めたハビ・マルティネス、打撲抱えたハメスとミュラーも問題なく先発出場すると見られている。復帰間近のトリッソに関してはベンチスタートと予想された。
トリビア その1
トーマス・ミュラーはマドリード戦に出場すれば、UEFAチャンピオンズリーグ100試合目の出場となる。これはフィリップ・ラーム(105試合)、オリバー・カーン(103試合)に次ぐクラブ史上3番目の数字となる。
トリビア その2
C・ロナウドは今大会で15得点。レバンドフスキは5得点。しかし、両選手は全コンペティションを含めれば、ともに今季38ゴールを記録している。
トリビア その3
今季バイエルンが優勝すれば、ハメス・ロドリゲスは異なる2クラブで連続して優勝を経験することになる。マルセル・デサイー、パウロ・ソウザ、ジェラール・ピケ、サミュエル・エトーに続く5番目の選手となれるか。
トリビア その4
ハインケスはUEFAチャンピンズリーグに3度出場し、その全大会で決勝に進出している。その内、1998年にレアル・マドリード、2013年にバイエルン・ミュンヘンで欧州王者に輝いている。
トリビア その5
両チームは過去に24試合対戦。戦績はバイエルン12勝、マドリード10勝、2回の引き分け。互角の戦いを演じている。
2ndレグの展開予想 その1
1stレグではC・ロナウドをジェローム・ボアテングにつけて、中盤の選手がWGと同じ位置まで上がって前線からプレスをかける形で試合に入ったマドリードだったが、バイエルンに裏返されていたため同じことはしないだろう。肝になりそうなのはマドリードの右サイド。ルーカス・バスケスがサイドバックを務めた場合、バイエルンに狙われる可能性は高い。
2ndレグの展開予想 その2
さらに1stレグではセットプレーにおいてバイエルンの選手がほとんど競り勝っていた。バイエルンがそこに勝機を見出すことは十分にあり得る。一方のマドリードにとってのキーポイントはベイルとマルコ・アセンシオの起用法だ。守備面の貢献度を考えるとベイルを起用するBBC(ベンゼマ、ベイル、C・ロナウド)そろい踏みが現実的。さらに後半ベンゼマを下げてアセンシオを入れれば、カウンターの強度はより高まるはずだ。
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