代表チーム 日本代表

槙野智章をはじめ選手たちのメッセージを紹介したハリル前監督

 バヒド・ハリルホジッチ前日本代表監督が27日に日本記者クラブで会見を行い、電撃解任についてコメントを残した。

 日本サッカー協会は今月9日に緊急の記者会見を開き、ハリルホジッチ前監督の解任を発表。ロシアワールドカップ2ヵ月前というタイミングに、国内外でも大きな話題となった。

 記者からの、23人の本番選考に関して問題が起きたという認識を持たれているが、具体的に協会がどのような思惑で解任したと思っているか、という質問に対して「3年間なんの問題もなかった」と選手との間に問題がなかったとことを繰り返し強調した。

「会長から言われたことは、選手及びコーチたちとの信頼が薄まったこと。なぜか最後の遠征で弱まった。3年間なんの問題もなかった誰とのコミュニケーションの問題なのか?」

 また、選手からのメッセージが複数届いたことを紹介した。

「選手からたくさんの励ましのメッセージが来た。槙野は『JFAの決定について落胆している。バヒドとなんの問題もなかったと私は思ってる。個人的には監督のおかげでかなり進歩できたと思います。厳しい指摘のおかげで今の私がいると感謝している。ハリルのワールドカップが見たかった』とメッセージを送ってくれた」

「多くの選手、スタッフから多くのメッセージが来た。テクニカルコーチは『なんてことだ。信じることはできない。本当に残念』と言っていた」