セリエA ローマ

リバプール、ホームで5発大勝。エースのサラーが大爆発

 チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、リバプール対ローマの一戦が行われ、リバプールがローマを5-2で下した。

 格上のチームを破り、勢いを持った両チームの戦い。先手を取ったのはホームのリバプール。エリア内右でモハメド・サラーがボールを持つと、左足で巻いたシュートはゴール右上隅に吸い込まれ先制点に。リバプールがスコアを1-0とする。

 完全にペースを掴んだリバプールは前半終了間際に追加点。コスタス・マノラスのプレスをかわしたロベルト・フィルミーノが中央に走りこんでいたサラーにラストパス。アリソン・ベッカーとの1対1を迎え、ふわっと浮かしたシュートでこの日2点目を奪った。これでスコアは2-0に。

 迎えた後半。ペースを握り続けるリバプールが56分に追加点。アレクサンダル・コラロフの裏のスペースを突いたサラーが抜け出し、エリア内のサディオ・マネにグラウンダーのクロス。これをマネが冷静に沈め、3点目を奪った。

 61分にはサラーの縦への仕掛けから、フィルミーノへグラウンダークロス。ファーサイドでフリーで受けたフィルミーノがネットを揺らし、リバプールが4点目を奪った。

 続く68分にはCKにフィルミーノが頭で頭で合わせこの日2点目。リバプールが点差を5に広げ、CL決勝進出に大きく近づく。

 81分、ようやくローマが反撃。ラジャ・ナインゴランのロングボールをエリア内で収めたエディン・ジェコがネットを揺らし1点を返す。続く85分にはジェームス・ミルナーのハンドからPKを獲得し、これをディエゴ・ペロッティが冷静に沈め立て続けに2点を奪う。

 1点でも多く返したいローマだったが、その後得点が生まれることはなく試合終了。リバプールがホームの1stレグで、好調さを見せつけた。