海外日本人選手

スペインと日本と自分自身と。鈴木大輔のホントのこと 第3回

鈴木大輔

鈴木大輔 写真提供:鈴木大輔Instagram

FT:ワールドカップが間近に迫っています。日本でも、日本代表がどれくらい勝てるのかとか、ハリルホジッチ監督に対する批判が強まったりですとか(インタビューが行われたのは、バヒド・ハリルホジッチ監督が解任される前の4月5日)、そういった報道が増えて徐々に盛り上がってきています。

日本代表とかW杯については、サッカー選手であれば誰もが意識している部分ではあると思います。毎回聞かれる質問だとは思うんですけれども、日本代表への思いと言いますか、心境といいますか。現状をどういう風にとらえていますか。

鈴木:もちろんサッカー選手であればW杯に出たいと思うのはその通りで、自分ももちろんその思いは持っています。以前は、もうちょっと焦ってました。例えば試合に出られなくなった時に、「ヤバい、試合に出続けないと」っていう危機感だとか、反対に試合に出られるようになったら、代表を意識してちょっと浮つくような自分が、以前はいました。

でも今はなんか、それはもったいないなと。気持ちを揺さぶられて、結局目の前のトレーニングに集中できなくなったりするのは、無駄なことだなって思うようになりました。

FT:そうですか。焦りはあったんですね。

鈴木:はい。だから、サッカーに関わっている以上はW杯には絶対に出たいっていうところだけは認めて、その気持ちにとらわれないでやってた方が楽しいし、いいプレーができることに最近気づいたというか。そうなるようになってからは、あんまり代表のことは考えなくなりましたね。

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