
FT:監督のレベルにしても、プリメーラでもしっかり結果を残せる監督が、セグンダにはたくさんいると思います。試合の観かたが変わったということをおっしゃっていたことがありましたが、何かキッカケがあったんですか。
鈴木:今年の2人目の監督が、スペースを使って攻めて行くっていう戦術的な練習を、1週間のトレーニングの中で多く行う監督だったんです。その監督と出会ったタイミングでちょうど自分の語学力もついていて、細かいところまで分かるようになっていたんです。
FT:そうか、語学力ですか。なるほど。
鈴木:タラゴナに来た当初の監督も、同じようなことを言っていたと思うんです。でも通訳もいなくて、語学もままならない状況だったので、作戦ボードの雰囲気とかで感じ取っていたところがありました。
その監督が来た時に、言葉もだいぶ分かるようになっていました。そのタイミングで、彼がセンターバックからどのスペースを使って攻めるのか、っていう戦術的な練習を多くやっていたんです。ちょっと苦戦したんですよね。全然ついていけなくて。
FT:語学面の次は戦術面だったんですね。
鈴木:これはちょっとまずいと自分の中で感じました。監督も自分に付きっきりで練習の映像なんかのビデオを見せてくれて。なんとなくの感覚では持ってたんですけど、でもそれよりももっと細かい…なんて言うんだろうなぁ、例えば、今この中盤のプレッシャーが来たら、フォワードに向かって斜めにロングボールを蹴れるぞっていうような、攻略法みたいなものを結構教えてもらったんです。
FT:いわゆる、システムの“穴”の探し方ですね。
鈴木:まだまだ全然できないけど、そういう風に見るんだなっていう感覚は掴んできたかなと思います。そこがキッカケだったかもしれないですね。語学力の向上とその時出会った監督。
≪明日に続きます≫
鈴木大輔
1990年1月29日生まれ。石川県金沢市出身。ヒムナスティック・タラゴナ所属。仲良しスポーツ少年団、テイヘンズFCジュニアユース、星稜高等学校を経て、2008年にアルビレックス新潟に入団。2013年には柏レイソルに完全移籍。そして2016年に現在のヒムナスティック・タラゴナに完全移籍した。
U‐15から各年代の日本代表に選出され、2012年のロンドンオリンピックでは全6試合に先発フル出場し、44年ぶりとなるベスト4進出に貢献。国際Aマッチでも2試合に出場している。
Twitter:@wanpaku_bozu
Instagram:@4daisuke4
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