アーセナルは、約22年間同チームの指揮官を務めているアーセン・ベンゲル監督が今シーズン限りで退任することを公式発表した。20日、クラブ公式サイトで伝えている。
ベンゲル監督は今季終了後にクラブとの契約が満了を迎えるものの、未だにクラブ側から契約延長の発表は行われておらず、去就が注目されていた。また、アーセナルは現在勝ち点54の6位と欧州カップ戦出場圏外となっており、ファンの間でも退任の声が強まっていた。
そして20日、アーセナルはベンゲル監督が今シーズン限りで退任することが正式に発表。同時に公式サイトで同監督の声明が発表された。
「クラブとの話し合いを慎重に協議した結果、私はチームを離れるべきだと感じた。クラブを指揮する特権を持てたことに感謝している。私はあらゆるコミットメントと誠実さをもって、このクラブを率いてきた。このクラブを特別なものにしてくれたスタッフ、選手、監督、ファンに感謝したい」とクラブに感謝の気持ちを綴った。
そして最後に「チームを高い位置に引き上げるため、ファンには今後も後押しを求めたい。アーセナルを愛する全ての人にこのクラブの価値を大切にしてほしい。私の愛とサポートは永遠だ」
また、この発表に対してアーセナルの筆頭株主である、アメリカの富豪スタン・クロエンケ氏によると、来季の監督はまだ未定とのこと。同時に選考のプロセスは決定するまでコメントしないことを発表した。
— Arsenal FC (@Arsenal) 2018年4月20日
コメントランキング