レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、出場停止になる恐れがあったUEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグに出場できるようだ。13日、『ESPN』が報じた。
CL準々決勝2ndレグのユベントス戦で警告の累積により出場停止だったセルヒオ・ラモスは、この試合でドレッシングルームに繋がるトンネル内に姿を現している。
規則では出場停止中の選手はピッチレベルにいることを許されておらず、これにより処分の対象期間が1試合長くなる可能性が指摘されていた。
しかしマドリードの幹部を務めるエミリオ・ブトラゲーニョ氏によると、セルヒオ・ラモスはバイエルン・ミュンヘンとの準決勝に問題なく出場できるという。
「UEFAから罰則が与えられるリスクはないと報告を受けた」と同氏は準決勝の抽選会後に明かしている。
ラモスがフィールドに入ったわけではないため、UEFAはその行動を重大な違反とはみなさなかったようだ。
一方でスペイン紙『アス』は、マドリードからバイエルンにレンタル移籍中のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスも試合に出場できると報じた。
レンタル移籍中の選手は保有権を持つクラブとの試合に出場できないことが契約書に明記される場合があるが、UEFAの大会ではこうした契約が試合に影響すること自体が認められていないと言う。
そのため両チームともに準決勝ではキープレーヤーを欠くことなく、対戦が実現することになる。
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