ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

長谷部の恩師コバチ、バイエルン指揮官就任の舞台裏明かす

アイントラハト・フランクフルト率いるニコ・コバチ監督は来季のバイエルン指揮官就任に至った経緯を説明しているようだ。13日、ドイツメディア『DW Sports』がこれを伝えている。

 バイエルンは日本時間13日晩に今季限りでユップ・ハインケス監督が退任することに併せて来季からコバチ監督が指揮を執ることを公式発表している。これについて同監督は「1週間前までバイエルンからは何もコンタクトは無かった。昨日に就任の打診があり、私はこれを受け入れた」というコメントを残しており、自身にとって突発的な出来事であったと感じているようだ。

 バイエルンの来季以降における指揮官を巡っては、カール・ハインツ・ルンメニゲCEOが4月末までに新指揮官を公式発表すると公言するとともに元ドルトムント監督のトーマス・トゥヘル氏ではないことを明らかにしていた。一方コバチ監督は昨シーズンからフランクフルトを率いており、今季は現時点で勝ち点46の5位と来季CL出場圏内の4位に2ポイント差まで迫るなど、チームを上位に押し上げている。なお、バイエルンは同監督と3年契約を結んだことを併せて発表している。