2002年ワールドカップ、世界最高峰の選手たちを要し圧倒的な強さで優勝を勝ち取ったカナリア軍団。錚々たるメンバーが集結した当時のスカッドは、今なお多くのサッカーファンの心に残っている。今回は当時のメンバーが、現在どのような活動をしているのかをご紹介する。
マルコス
セレソン史上最高のGKの1人であるマルコスは、キャリアのすべてをパルメイラスに捧げた。そんな彼は、昨年に心臓の手術を受けると、ビールの醸造方法を学び、「クラブ12」という名前のビールブランドを立ち上げ、起業している。
ルッシオ
彼は2013年に欧州からブラジルへと帰国。サンパウロ、パルメイラスでプレーするとインド1部リーグのゴアでプレー。現在は再びブラジルへ戻り、カンピオナート・ブラジリエンセ(ブラジル1部)ガマでプレーしている。今なお現役だ。
エジミウソン
リヨンで3季連続のリーグアンのタイトルを獲得するとバルセロナに移籍。2回のリーグ制覇、1回のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げた。引退後、彼はバルセロナのアンバサダーに就任している。
ロッキ・ジュニオール
リーズ・ユナイテッドのファンは彼を最悪の選手の1人とカウントすることが多い。彼は2015年にキンセ・デ・ピラシカーバの監督に就任。現在はラツィオのユースを指導している。
カフー
カフーは2006年に代表を引退すると、2008年にサッカーからも引退。現在はチャリティーマッチやオールスターマッチなどにも参加し、名誉ゲストとしてFIFAのイベントにも出席している。
ジウベルト・シウバ
日韓W杯での彼のパフォーマンスは多くの監督から注目を集め、2002年8月7日にアーセナルに加入。多くのタイトルを獲得し、2015年に引退。ギリシャの名門パナシナイコスでテクニカル・ディレクターを務めた。
ジョゼ・クレベルソン
彼のW杯でのプレーはいくつかの欧州クラブからの関心を集めた。最終的にマンチェスター・ユナイテッドに加入。しかし、思うような結果は残せなかった。昨年からは、MLSのフィラデルフィア・ユニオンのアカデミーと協力し、次世代選手の育成に尽力している。
ロベルト・カルロス
レアル・マドリードで11シーズンを過ごしたのちに、フェネルバフチェへ加入。その後、母国ブラジルのコリンチャンスで2シーズンプレーするとロシアのアンジ・マハチカラに加入。キャリアの最後はインドのデリー・ディナモスでプレー。現在彼は大手航空会社「エアアジア」のアンバサダーを務めている。
ロナウジーニョ
ロナウジーニョは2001年に欧州デビュー。10年後に母国ブラジルに戻った。バルセロナの象徴的な選手として活躍した彼は、2015年に現役を引退。2017年にバルセロナのアンバサダーに就任した。
リバウド
イタリア、ギリシャ、ウズベキスタンなど数多くのクラブを練り歩いたリバウド。キャリアの佳境にはブラジル、モジミリンで会長兼選手としてプレーし、2015年に引退した。現在はバルセロナとの関係性が維持されていることもあり、多くのイベントや企画に参加している。
ロナウド
最近CNBと呼ばれるe-sportのチームを買収したロナウド。LOL(リーグ・オブ・レジェンド:全世界で最も遊ばれているゲームの1つ)の大会にも参加している。
ジュニーニョ・パウリスタ
フラメンゴで1シーズンプレーした後に、古巣アトレティコ・マドリードに復帰。その後はミドルズブラで英雄となった。キャリアの最後はブラジルのイトゥアーノでプレー。2010年に引退すると会長を務めた。
デニウソン
2010年に引退するとブラジルのテレビ番組で解説者となった。その後はポーカーのプロになり、オンラインポーカーサイト「888poker」のアンバサダーに就任した。
ルイス・フィリペ・スコラーリ
ポルトガル代表監督を務めるために、2003年にブラジル代表監督の任を辞すと、2012年に再び代表監督に復帰。2017年まで広州恒大の監督を務めていた。ジュビロ磐田の監督経験を持つ。
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