日本時間5日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝1st レグ、リバプール対マンチェスター・シティ。
今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハード・ワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、監督についての分析、評価をする。
リバプールMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):サディオ・マネ
縦横無尽にピッチを走り回り、守備に攻撃に大暴れした。スピードに乗ればファウルを受けるまで止まらない。カウンターの切れ味も相変わらず抜群だった。
リバプールTHW(ザ・ハード・ワーカー):ジョーダン・ヘンダーソン
キャプテンとして大きな大きな勝利を獲得。中盤の底で、気の利いたカバーリングと、的確な散らしでチームを牽引した。
リバプールMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):対象者なし
シティMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):対象者なし
シティTHW(ザ・ハード・ワーカー):レロイ・サネ
彼のスピードとドリブルは、常にシティの攻撃に危険性を与えていた。
シティMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ケビン・デ・ブライネ
普段のパフォーマンスから比べると低調で、彼本来の創造性を見せることはできなかった。
リバプール監督:ユルゲン・クロップ
ジョエル・マティプとエムレ・ジャンを欠く中で、またもやシティをホームアンフィールドで粉砕した。リーグ戦で戦った時よりも、前線からのプレスは仕掛けず、相手陣内中盤辺りから徐々にボールを奪いたいところにシティの選手を誘導した。サイドバックの人選が的中し、両者ともに堅実な好パフォーマンスを見せた。細かく戦術を変えてくるグアルディオラ監督を、全く寄せ付けなかった。
シティ監督:ジョゼップ・グアルディオラ
リバプール3トップによるハイプレッシャーに対してCB+ラポルテ+デ・ブライネ+フェルナンジーニョで対処し、ウォーカーを上げて右肩上がりの形を作るなど、クロップ対策は存分に行って挑んでいた。しかし、リバプールは中盤でプレスをかけに来たため、序盤以降は機能しなかった。1失点目はリバプール、サラーを褒めるしかないだろう。シティはできることをすべて準備していたからだ。しかし、プランが崩れてからは、迅速に解決策を見つけることはできなかった。またしても、天敵にしてやられた形だ。
主審:フェリックス・ブライヒ
難しい判断だったが、サラーの先制点はその前に央サイドのシーンがあった。後半にスターリングがペナルティエリア内で倒されたシーンは明らかにPKだった。それ以外の場面では選手を落ち着かせ、コミュニケーションをしっかりとっていた。
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