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DR.TRIBE【試合診断書】ACLグループステージ第5節 柏レイソル対全北現代

4日に行われたACLグループステージ第5節 柏レイソル対全北現代モータース。

今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハード・ワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、監督についての分析、評価をする。

柏レイソルMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):伊東純也

守備の強度は若干低かったが、攻撃では孤軍奮闘状態。チームで唯一、得点の可能性を感じさせるプレーを見せた。

柏レイソルTHW(ザ・ハード・ワーカー):該当者なし

柏レイソルMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):小池龍太

今季はここまで好調を維持し、好パフォーマンスを披露していただけに残念な試合となった。攻撃面では攻め上がりのタイミングが掴めず、守備時にはフィジカルで劣勢に立ち、簡単に裏を取られた。

全北現代MOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ソン・ボムグン

3つの素晴らしいスーパーセーブを見せた。インターナショナルマッチにより、多くの主力選手が疲労を抱える中でチームを支えた。

全北現代THW(ザ・ハード・ワーカー):キム・ミンジェ

欧州遠征に参加し疲労が溜まった状態であるにもかかわらず、ホン・ジョンホと共に強固なディフェンスを構築した。また攻撃面でも1アシストと活躍している。

全北現代MDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):キム・シンウク

先発出場したが、効果的なプレーはできず。交代で途中投入されたイ・ドングクの方が良いプレーを見せていた。

柏レイソル監督:下平隆宏

Jリーグでヴィッセル神戸戦に勝利してから中3日で迎えた試合だったが、選手のコンディションは明確に悪化していた。前半は特に選手の距離感が悪く、ボール回しが滞っている。試合中に改善策を見つけられず、敗北を喫した。Jリーグでは好調を維持しているだけに今後の戦いに期待したい。

全北現代監督:チェ・ガンヒ

途中交代の選手起用が的中。先制後に守備ブロックを形成するのではなく、キム・シンウクをイ・ドングクに交代。攻撃を強化することに成功した。その結果、全北のモットー戦い方である「黙ってただ攻撃」のスタイルを実現。守備の綻びを攻撃の強化で覆い隠した。

主審:トゥルキ・アルフダイル

極めて冷静に両チームが感情的にならないようにレフェリング。安定したジャッジを見せた。